ブラッド の商品レビュー
残虐趣味ばりばり時代の倉阪作品。王道の殺戮ホラー。 この作者の書くスプラッター作品は、読んでいると液体感、特に血を非常に意識させられる。モノクロの映像の中、血の赤だけが映えるような。 ちなみに作中である歌が出てくるんだが、自分も読後しばらく頭の中にこびりついていた記憶がある。
Posted by
完全ばりばり本格ホラー。無差別通り魔殺人、呪われた街の一角、不気味な童謡、とお膳立ては完全。……なのにハードカバー版帯に書かれた大森望さんの評を見たが最後、笑いが止まらなくなるのはどういうわけか。うーん、既に取り憑かれたか。
Posted by
○2008/03/04 ここまで徹底してるとなると、なんというかすごい。 屍鬼を読んだあとだからか、歌云々が出てきたところでてっきりそういう方向に持っていくものだと思ってたけど、完全に裏切られた。良い意味で、なんだけど、後味は良くない。ホラーなのは分かったけど、そう納得できるも...
○2008/03/04 ここまで徹底してるとなると、なんというかすごい。 屍鬼を読んだあとだからか、歌云々が出てきたところでてっきりそういう方向に持っていくものだと思ってたけど、完全に裏切られた。良い意味で、なんだけど、後味は良くない。ホラーなのは分かったけど、そう納得できるものではなかったかなぁ。 前半に期待しただけに、進むにつれ拍子抜けというか。でも文字を追うスピードは落ちなかった。
Posted by
登場人物すべてが、「死ぬため」に登場してくる。 ここまで徹底した、殺戮ホラーも珍しい。 なかなか堪能。
Posted by
- 1