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黄昏の女王卑弥呼 の商品レビュー

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2011/11/05

倭国に流れ着いた伽耶王族の末裔・伊可留。彼には伽耶が衰亡した後、倭に渡った亡国の民を導くための力と「御印」がその身に刻まれていた。 邪馬台に入った伊可留は、そこで自分と同族を滅ぼそうともくろむ冥府の一族の存在を知る。 筑紫香春を襲う冥府の一族から、からくも同族を守った伊可留は、各...

倭国に流れ着いた伽耶王族の末裔・伊可留。彼には伽耶が衰亡した後、倭に渡った亡国の民を導くための力と「御印」がその身に刻まれていた。 邪馬台に入った伊可留は、そこで自分と同族を滅ぼそうともくろむ冥府の一族の存在を知る。 筑紫香春を襲う冥府の一族から、からくも同族を守った伊可留は、各地で辰砂と銅の採掘に携わっているという伽耶の民を守るため、東国に向かう。その途中、吉備の国で同じく東のクニを目指す天孫族の長・五瀬と出会う…(第一部 光と闇の神話) 邪馬台国から太平洋戦争までをカバーする「小説日本通史」シリーズ全8巻の第一作。 日本の歴史を八冊の小説に収めようというだけあって、展開がかなりはやいです。第二部「飛鳥新王朝」は雄略朝の眉輪王の変から、崇峻天皇の即位のあたりまで。 タイトルの割に卑弥呼の登場部分が少ないような…?

Posted byブクログ

2009/10/04

全8巻。でも一冊ずつでも読める。…のはいいんだ。日本史としての枠が固まってくるに従って、主人公達が小粒になって行くのが勿体無い。第3巻の『呪われた平安朝』までが面白いだけにとっても勿体無い。 でも日本史の流れを押さえるには、読みやすくていいかもしれない。

Posted byブクログ