熱力学 の商品レビュー
エントロピーの定義に熱を用いていないのが神。仕事でHelmholtzエネルギーに迫るのが良い。熱力学をまなぶ任意の人が読むべき。
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田崎さん流に熱力学を原理から構成していて、自分には非常にわかりやすかった。熱力学は高等な数学を必要としないし、なんとなく解けはするけど。モヤッとしたもので、、、そう思っていたが、原理から構成されたこの書で改めて学んでみるとそのもやが晴れてスッキリできた。
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熱力学(主に1元系)について、よくある教科書とは少し違った視点から書かれている本です。 論理展開が明解で、理解しやすいです。 ※扱う内容は講義「基礎熱力学」と同じですが、論理展開が異なります。授業の参考書、というよりは長期休暇など、余裕のある時に読んでみると良いでしょう。(マテリ...
熱力学(主に1元系)について、よくある教科書とは少し違った視点から書かれている本です。 論理展開が明解で、理解しやすいです。 ※扱う内容は講義「基礎熱力学」と同じですが、論理展開が異なります。授業の参考書、というよりは長期休暇など、余裕のある時に読んでみると良いでしょう。(マテリアル工学科) 配架場所:工4号館図書室,工1号館図書室B,工2号館図書室,工6号館図書室 請求記号:ad:T:01.00 ,020-0:T.15 ,420.8:Sh59:32 ,S2:S10:32 ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2001098045&opkey=B151018724409359&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0
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首尾一貫して美しい理論ほど、理解しやすいものはない。熱力学の教科書は3冊目だが、一気に物理の深みに達した気になった。 還元主義的なアプローチに心惹かれていた私にとって、新たな物理を発見できた稀有な著書でもある。冒頭部分から打ちのめされた。 エントロピーの導入までの筋道の堅牢さ...
首尾一貫して美しい理論ほど、理解しやすいものはない。熱力学の教科書は3冊目だが、一気に物理の深みに達した気になった。 還元主義的なアプローチに心惹かれていた私にとって、新たな物理を発見できた稀有な著書でもある。冒頭部分から打ちのめされた。 エントロピーの導入までの筋道の堅牢さ、注の教育的配慮、新たな物理的概念の導入の必然性、これまで曖昧だったり、明らかに誤っていたりした説明への指摘、磁性体の熱力学の未解決問題の提示、付録の数学的道具の解説、演習問題とその解答の適切さなど、どこを取り上げても素晴らしいとしか言いようがない。
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画期的な熱力学の教科書。等温操作と断熱操作による「仕事」に注目して、熱力学の全体系を見事に表してくれます。論理展開が極めて明快なので、迷わされることもなく、小説を読むかのごとく熱力学の美しい世界を味わえる貴重な一冊です。
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熱力学っていろいろな変数の関係がごちゃごちゃしていて,たいていの本では論理がループしているような気がします.本書では力学を基礎に置いた一貫した論理でごまかすことなく熱力学の体系を明らかにしています.はじめて熱力学を勉強するのにはしきいがやや高いと思うのですが,一通り学んだ後に頭を...
熱力学っていろいろな変数の関係がごちゃごちゃしていて,たいていの本では論理がループしているような気がします.本書では力学を基礎に置いた一貫した論理でごまかすことなく熱力学の体系を明らかにしています.はじめて熱力学を勉強するのにはしきいがやや高いと思うのですが,一通り学んだ後に頭を整理するのに適していると思います.熱力学の本では珍しく,後味スッキリの良書です.
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統計力学は用いず、純粋に熱力学をやっている。 公理から出発し、操作という立場だけで熱力学を展開している。 確かにエントロピーなどの抽象的な量から始めるよりは、仕事などの具体的な量から出発するのが、より直感的であろう。 読書ねっと(http://phys.main.jp/)で読書会...
統計力学は用いず、純粋に熱力学をやっている。 公理から出発し、操作という立場だけで熱力学を展開している。 確かにエントロピーなどの抽象的な量から始めるよりは、仕事などの具体的な量から出発するのが、より直感的であろう。 読書ねっと(http://phys.main.jp/)で読書会主催者募集中!
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示量変数を出発点に定式化していて,見通しがよい. 熱力学の理解を整理するのに最適かも(おおまかに自分で再構成できるように). ただし演習問題などをきちんと解くか,定番の大学演習などをやらないと,実用にはならないかも(この本の責任ではないが).
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2009/ 2009/ 熱力学でお勧めの本をニコ生の人から教えていただきました。田崎さんは良いということでした。
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院試の熱力学の勉強用に購入、読破。気持ち悪いくらい読んでいてスッキリわかってしまう(わかった気になってしまう)解説です(笑。公理をはっきりと明示した上で理論を組み立てていくので、持っていた知識が論理的に結びついていくのがわかります。今まで興味の無かった熱力学も意外に面白いのだな…...
院試の熱力学の勉強用に購入、読破。気持ち悪いくらい読んでいてスッキリわかってしまう(わかった気になってしまう)解説です(笑。公理をはっきりと明示した上で理論を組み立てていくので、持っていた知識が論理的に結びついていくのがわかります。今まで興味の無かった熱力学も意外に面白いのだな…と思いました。何より熱が主体にならないのが興味深い。発展の歴史順序にとらわれない解説なので臨場感とかそういったものとは無縁の本ですが、体系的に理解したいと思ったら是非に。
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