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失楽園(上) の商品レビュー

3.3

30件のお客様レビュー

  1. 5つ

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ドラマで一時期話題を…

ドラマで一時期話題をよんだ作品でしたね。

文庫OFF

映画化もされ、一時期…

映画化もされ、一時期濃厚な濡れ場で話題を呼んだ作品です。高校生の僕には刺激が強過ぎました。

文庫OFF

色々映像化されてる作…

色々映像化されてる作品ですが、私個人的には映画よりも・小説よりも、ドラマ化された失楽園が好きです。

文庫OFF

男の夢と女の夢が違う…

男の夢と女の夢が違うってことを、つくづく感じさせられました。映画だけで終って、テレビで川島なお美がやらなければ、まだ少しはイメージが壊れなかったと思います。

文庫OFF

倫理的に許されない恋に流されるふたり、その激情の行き着く先は……。

閑職へ追われ、仕事への情熱を失った男。冷めた夫婦関係で身体を持て余した女。ふたりが激しく惹かれあったのは、運命と呼べるのか。倫理的に許されない恋に流されるふたり、その激情の行き着く先は……。

zxcv

2024/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸せの絶頂での心中はとても惹かれるものがある。 愛している気持ちに偽りはないが、それが永遠に続く自信はなく、そんな自身を受け入れたくもない。 であればいっそのこと偽りのない、愛の絶頂の瞬間に死ねたらな、と思う。

Posted byブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

……。 初っ端から情事のシーン!?? 濃厚な描写続きで、最初からお腹いっぱいになってしまいました。 回想で二人の出会いの話が出てきたと思えば、すぐにまた情事のシーン。 上巻はほぼ「逢って情事に至る」ということしか書いてない。 ・女性の方が性の快楽が強い ・俺が女を快楽に導いた ・けど、男は結局女の奴隷になり果てている。 etc 延々と性行為に関するあれこれしか書いてない。 時々、会社の人に会って仕事の話をしたりはするけど、それ以外は逢って情事。 彼女の父親の葬儀も終わってすぐに呼び出してやりまくる。 喪服でやるのがよかったらしく、次は赤い襦袢でやるんだと。 盛りのついたオスの事しか書いてない。

Posted byブクログ

2022/03/08

不倫もの。日経新聞連載だったらしく「おじさんの妄想する不倫」って感じで、ぎりぎり読める官能小説。「女体の神秘を思う」「女は「やめて」と叫びながらも諦めたように…◯◯は熱く燃え…」こういう小説があるから女性の身体と性をいいように誤解する人がいるのでは…勝手に久木がムラムラしてやっ...

不倫もの。日経新聞連載だったらしく「おじさんの妄想する不倫」って感じで、ぎりぎり読める官能小説。「女体の神秘を思う」「女は「やめて」と叫びながらも諦めたように…◯◯は熱く燃え…」こういう小説があるから女性の身体と性をいいように誤解する人がいるのでは…勝手に久木がムラムラしてやってるだけじゃないか、それを愛と開き直ってるだけじゃないかと思う… それはそれとして、不倫がテーマのものは、錦繍など生理的に受け付けない上に後ろめたさやこっそりしている感じが嫌いで全然読めないんだけど、逆にこれはすがすがしく、華厳の滝、夜桜の下の野天風呂、薪能、緋の襦袢、鯛の兜焼きと蕗の和物など、小道具として出てくるものがしっとりしていて美しく、読めるか読めないか、で言うとついついさっくり読んでしまいます。

Posted byブクログ

2015/03/29

阿部定事件のif版といった趣。 親の葬式直後に無理やり呼び出して性交をしたりする精神的な鬼畜。閑職といいながら仕事もせずに高収入を得ている点については羨望。

Posted byブクログ

2014/12/30

溺れるほど、自らの日常を破壊する程に堕ちていく二人。男女の恋愛における絶頂期には、このような状況が訪れる。しかし、それとは異なるのは、この恋愛が、世間一般からは許されぬ、不倫だからである。 学生時代、講義を受けず、朝から晩まで恋人と情事に耽り、このままで大丈夫だろうかと不安にな...

溺れるほど、自らの日常を破壊する程に堕ちていく二人。男女の恋愛における絶頂期には、このような状況が訪れる。しかし、それとは異なるのは、この恋愛が、世間一般からは許されぬ、不倫だからである。 学生時代、講義を受けず、朝から晩まで恋人と情事に耽り、このままで大丈夫だろうかと不安になる感覚。堕ちるだけ堕ちて、退廃的な自らの生活に少しだけナルシシズムを感じるような。それでも愛おしく、こんな時間が永遠に続くことを願い。しかし、それは過去の話で、自分は当時とは違う日常に身を置いている。 小説が齎す疑似体験により、この感覚を味わえるとすれば、この物語は、青春を想起するきっかけとなる。その一点だけでも、本著はオススメできるのである。

Posted byブクログ