しあわせの花束 の商品レビュー
美しいとは何なのか、幸福に過ごすためには何をしたらいいのか、というのをまとめたエッセイ。かつて中原淳一さんが雑誌に書いた記事の再録である。 実際に読んでみるとわかるのだが、瞬間的でない永続的に続く幸福には、やはり努力や勤勉さが必要で、私はとりわけ『手を美しくする話によせて』...
美しいとは何なのか、幸福に過ごすためには何をしたらいいのか、というのをまとめたエッセイ。かつて中原淳一さんが雑誌に書いた記事の再録である。 実際に読んでみるとわかるのだが、瞬間的でない永続的に続く幸福には、やはり努力や勤勉さが必要で、私はとりわけ『手を美しくする話によせて』が印象に残った。 つまり、ハンドクリームを塗ったり手袋をはめたり、爪に汚れがたまらないよう心掛けて、いっとき手が綺麗になったとしても、そこで「ああ綺麗になった」と喜んでそのままにしてしまっては、手はまた荒れてしまって幸福は長続きしないのである。なので日々の努力が必要、という話。 人によっては、こういう話は気が重くなるかもしれないし、事実私もそう思うのだが、たまにこういう本を読んで「自分もがんばろう」と心掛けるのは大切。
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中原淳一氏の美麗なイラストと言葉が綴ってある1冊。内容は10代の女性向けである。しかし、美意識の高い言葉と綺麗なイラストに、大人でも十分に楽しめる。 雑誌が書かれた当時の日本の生活を知ることができ、当時はタオルは五人家族で3、4枚という記述などには驚く。戦後の日本の生活とはこうい...
中原淳一氏の美麗なイラストと言葉が綴ってある1冊。内容は10代の女性向けである。しかし、美意識の高い言葉と綺麗なイラストに、大人でも十分に楽しめる。 雑誌が書かれた当時の日本の生活を知ることができ、当時はタオルは五人家族で3、4枚という記述などには驚く。戦後の日本の生活とはこういうものだったのかと、雑誌を通して様々に知ることができる。
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淳一先生からすべての女性へ贈る言葉の花束。かなり前に書かれたエッセイだが古さを感じさせない。もうね、なんか背筋がピシッと伸びるというかビシバシ心に痛いです。「しあわせとはそれを感じる瞬間にある」「女らしさを失うことと、男女同権とは別問題です。男女同権は、男も女も人間として同じ権利...
淳一先生からすべての女性へ贈る言葉の花束。かなり前に書かれたエッセイだが古さを感じさせない。もうね、なんか背筋がピシッと伸びるというかビシバシ心に痛いです。「しあわせとはそれを感じる瞬間にある」「女らしさを失うことと、男女同権とは別問題です。男女同権は、男も女も人間として同じ権利を持つということで、男女が同じ質になるということではありません」名言数知れず。「うっ!ヤられた〜!」とチャチな悪役のように叫んで倒れたくなりました。嫁入り前の娘さんを持つ親御さん、これは嫁入り道具として必携の書です。
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中原淳一さんをご存じなくても、このイラストに見覚えのある方は沢山いらっしゃるのではないかしら。 続きはこちら⇒http://wanowa.jugem.jp/?eid=1098#sequel
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大きな瞳の少女画で有名な淳一は、戦後、自ら創刊した雑誌『ひまわり』等に女性の幸せを願う多くの文章を発表した。“愛するということ”から暮しやお洒落のヒント、社交術まで。初の文章本。
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高島屋さんにて開催された中原淳一展の最中に立ち読み。タイトルが素敵です。 夢見るような大きな瞳を長い睫毛が縁取り、意思的な眉が凛とした強さを感じさせる…若き日のヘプバーンを彷彿とさせる美女はクラシカルな(当時としては最先端なのだろうけど)装いで上品な笑みを浮かべている。 容姿...
高島屋さんにて開催された中原淳一展の最中に立ち読み。タイトルが素敵です。 夢見るような大きな瞳を長い睫毛が縁取り、意思的な眉が凛とした強さを感じさせる…若き日のヘプバーンを彷彿とさせる美女はクラシカルな(当時としては最先端なのだろうけど)装いで上品な笑みを浮かべている。 容姿の美しさはもちろんだけれど、中原氏の文にはレディとしての在り方、美しくあるためのモットーも語られていて、外見が美しいだけのお人形のような女性は推奨しない氏のスタイルが読み取れる。 見目麗しくても、言葉遣いが汚かったり、電車でお化粧する現代女性は反省しないといけないかも。 中原淳一さんのイラストはどれも素敵で散々迷ったけれど、結局和服姿のあどけない少女が描かれたポストカードを購入しました。 白雪姫や眠り姫などの童話のモチーフにした原画はあまりの美しさに溜息が出ました。
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こちらは、番外編なのですが少女画家中原 淳一さんの挿絵つきのエッセイ画集です。 ファッションや生活を少しの工夫や、こころがけでより楽しむための提案が綴られています。 目からも可憐な乙女の姿を楽しめ、ていねいな言葉で綴られたエッセイ本文で清潔な乙女像を 感じられる一冊だと思い...
こちらは、番外編なのですが少女画家中原 淳一さんの挿絵つきのエッセイ画集です。 ファッションや生活を少しの工夫や、こころがけでより楽しむための提案が綴られています。 目からも可憐な乙女の姿を楽しめ、ていねいな言葉で綴られたエッセイ本文で清潔な乙女像を 感じられる一冊だと思います。個人的には、これを読んだ後はよくアイロンをかけた白い丸襟ブラウス を着たくなるような、襟を正したくなるような作品だと思います。 もしこの世の中に、風にゆれる「花」がなかったら、人の心はもっともっと、荒んでいたかもしれない。 もしこの世の中に「色」がなかったら、人々の人生観まで変わっていたかもしれない。 もしこの世の中に「信じる」ことがなかったら、一日として安心してはいられない。 もしこの世の中に「思いやり」がなかったら、淋しくて、とても生きてはいられない。 もしこの世の中に「小鳥」が歌わなかったら、人は微笑むことを知らなかったかもしれない。 もしこの世の中に「音楽」がなかったら、このけわしい現実から逃れられる時間がなかっただろう。 もしこの世の中に「詩」がなかったら、人は美しい言葉も知らないままで死んでゆく。 もしこの世の中に「愛する心」がなかったら、人間はだれもが孤独です。 中原 淳
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意識をすることの大切さ、ハッとする言葉がたくさん。自分の日々の言動を思い返すと恥ずかしくなる。時代が変わっても彼の作品は色褪せない。絵が本当に可愛い。
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中原淳一のエッセイ画集。すてきなイラストとともに、女性のたしなみや、教養、おしゃれの心構えなどがのべられていて、とっても参考になる。薄い本で読みやすい。
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中原淳一さんの作品にふれるたび、じぶんに似つかわず純情で潔白な乙女になったかのような気分になってしまいます。
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