スーツの神話 の商品レビュー
イギリスが発祥のスー…
イギリスが発祥のスーツにまつわる歴史。ジェンダーや階級についても勉強になりました。
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スーツが現在のようなかたちに至るまでの歴史について語られている本。スーツに関する知識があまりないため、理解しながら読むのに少し苦労する部分もあったが、スーツという観点から切り取った世界史的な感覚で興味深く読める。 日経ビジネスアソシエの「教養」におけるテーマの関連で紹介されていた...
スーツが現在のようなかたちに至るまでの歴史について語られている本。スーツに関する知識があまりないため、理解しながら読むのに少し苦労する部分もあったが、スーツという観点から切り取った世界史的な感覚で興味深く読める。 日経ビジネスアソシエの「教養」におけるテーマの関連で紹介されていたため、購入した。スーツにおける歴史、変遷などが中心であり、読んだことで実生活に役立てられる部分は少ないかもしれないが、本来教養とはそのようなものかもしれない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 1666年10月7日、時のイギリス国王・チャールズ二世の「衣服改革」によって、この世に新しい服が生まれた―。 以来、現代と同じ「スーツ」が十九世紀後半に登場するまでのイギリス男性服の変遷をたどり、スーツの魅力と奥深さを考える。 貴族の処世術としての服から、ダンディとジェントルマンの闘い、フランス革命をへて、スーツがいかに歴史の荒波をのりこえ、現在の形に完成したのかを探る。 [ 目次 ] 第1章 ホームレスも着るスーツ―現代のスーツをめぐる三つの謎 第2章 チャールズ二世の衣服改革宣言 第3章 エレガント・ジェントルマンとマカロニ―スーツの可塑性の起源 第4章 脚線美よさらば 第5章 カントリー・ジェントルマン 第6章 ダンディズム―ブランメルなんか怖くない 第7章 スノビズムと階級闘争―社交界の掟、あるいは排除のからくり 第8章 ヴィクトリアン・ジェントルマンの逆襲 第9章 労働者よ、おまえもか 第10章 胡服してえびすを征す―明治初期の日本におけるスーツ受容 第11章 スーツの下剋上 第12章 「服なんか」と言う前に―三つの謎は解けるだろうか? [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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本当に女性はスーツだめなのか、というのがずっと気になっている。スーツ、好きなんだよね、それもおじさん風なのが。楽なのに戦闘服。
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