LOVE ASH の商品レビュー
幼い頃両親に捨てら…
幼い頃両親に捨てられた 主人公響の物語です。主人公の苦悩が読んでいるこっちにまで伝わってきた。元恋人との再会により彼の運命は劇的に変化する
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幼年期に親に捨てられ…
幼年期に親に捨てられた主人公響。恋人のマシュリと再会したことで、彼の生活に変化が訪れる、というお話です。
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SF要素が強いふうに…
SF要素が強いふうに思えます。終わり方が続きを予感させるような感じで私は好きです。最後のシーンの愛しくて切ない。
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両親に捨てられた少女…
両親に捨てられた少女は、元恋人と再会したことでだんだんと変化していく。恋愛小説です。
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幼い頃に両親に捨てられた風尋響は、ネットで知りあった人妻のミルクと何度もセックスをしています。二人のあいだには金のつながりしかないと割りきっていた響は、ある日行為のあとでミルクに名前を呼びかけられたときに、自分の心が動くのを感じます。関係が深まることを怖れた響は、ミルクに別れを告...
幼い頃に両親に捨てられた風尋響は、ネットで知りあった人妻のミルクと何度もセックスをしています。二人のあいだには金のつながりしかないと割りきっていた響は、ある日行為のあとでミルクに名前を呼びかけられたときに、自分の心が動くのを感じます。関係が深まることを怖れた響は、ミルクに別れを告げるも、ミルクは彼のことが忘れられないと語りますが、それはかつての恋人だった水城マシュリとおなじことばであり、彼女たちは響のうちに癒しの力を求めていました。 マシュリは、天才プログラマである神流ヒカルのもとで、「神流ヒカル」というネット・パーソナリティの一部として生きる道をえらんでいました。しかし、「神流ヒカル」を維持しつづけるためには、人びとを受容する響の能力が必要でした。彼らは響にも、「神流ヒカル」として生きることを選択するように迫りますが、そこへミルクからの「会いたい」という声が届けられ、彼は現実の世界へと戻ることを選択します。 しかし、響の存在を示す情報はすべて「神流ヒカル」によって消去されており、行き場をなくした彼は、ミルクの気持ちをも信じることができず、「神流ヒカル」のもとへと帰っていきます。そこで彼は、自分が求めていた人とのつながりは、すべての人びとを受容する自分のうちにではなく、「他者」であるミルクのうちにあったことをはっきりと悟り、雨の中でミルクの訪れを待ちつづけます。 やや「泣きゲー」のような感もあるラスト・シーンの余韻は悪くありません。アニメ化されたら人気を呼びそうな気がします。
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【内容】 幼い頃、両親に捨てられた大学生・響は、暗い部屋に閉じこもり、疎外感に苦悩している。 インターネット上で知り合った人妻・ミルクとのセックスに癒しを求めるが、彼女を一人の人間として受け止めることはできない。 ある日、行方不明になっていた恋人マシュリと再会した響は、自らの隠...
【内容】 幼い頃、両親に捨てられた大学生・響は、暗い部屋に閉じこもり、疎外感に苦悩している。 インターネット上で知り合った人妻・ミルクとのセックスに癒しを求めるが、彼女を一人の人間として受け止めることはできない。 ある日、行方不明になっていた恋人マシュリと再会した響は、自らの隠れた才能に気付かされる…。 文庫書き下ろし小説。 アマゾンより
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回の話は、ずっと部屋に引きこもりのようになっていた「風尋響」が、コンピュータ上で今もなお生き続けているという「神流ヒカル」に導かれて、自分の存在をすべて消して、彼の一部になるように誘いを受ける話。 うん、なんていうか。 ここで、ネット社会の全ての痕跡を消し去るとか。(戸籍とかいろいろ) コンピュータ状の人間が、会話をする……とか。 そんなこと本当にできるの? とか、考えてしまってはいけないんだよね。 ていうか、それが「できる」って思うから、中二病なんだろうな……と。 少し、大人になってしまった僕は思う訳です。 うん、だから僕はきっと高二病くらいなのかな?(何それ) なんだろう、それが「すぐにできる」とは、もう信じられなくなってしまったけれど。 「できたらいいなぁ……」くらいに、信じ続けたい……という、大人と子供の間の微妙なところなんですよね。 でもそれを、「できない」って笑い飛ばすような大人にはなりたくないので。 僕はきっと永遠に大人になれることはないんだろうな……と(違) あぁ、そんな話じゃなかったな…… 本の感想、感想。 で、まぁ、最近、読みながらそんなことを考えてるんだけど。 この本が面白いのは、中二病な時だけなんだろうな。 結局この風尋君は、勝手に父親に死んだことにされて。 社会的ないろいろな身分証明書とかも全て使えなくなって、社会からどんどん抹殺されて行くんだけど。 それで「恐い」って感じるのは中二病で。 「でも、それって……」って冷静に他に出来ることはないかって探しちゃうのが中二病じゃない大人なんだと思う。 だから何ってことは全然ないんだけど。 きっと、僕はこの人の話をもうちょっとだけ、読んだらきっと。 面白いと感じられなくなってしまうんだと思う。これは予感。 人は、成長して行く生き物だから。 同じところに留まってはいられないのだ、と。 いつもそれを感じる度にそれを悲しく思う。 だって僕は、そのときその時の一生懸命な自分が大好きなんだ。自己愛(苦笑)。 そういうわけで、今回はまだ面白かったです。 でも、そろそろ本の魔法が解けそうなのが、ちょっと寂しい(´・ω・`)ションボリ それと、この話の最後なんですが。 とても抽象的な表現で、最後が終わってるから。 個人的には、何度も何度もこの話は読んでて、てっきり響は死んだんだと思い込んでいたんだけど。 今日、読み直してみて、もしかしたら違うのかも知れない……と、思い始めました。(基本、思考がネガティヴ) でもこれをどっちが正解とか、求めちゃいけない種類の本ですよね。これは。
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謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。孤独はインターネットをもってしても消せない。人によっては嫌悪感を抱くかも…。
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言葉にしづらいけど ただ 痛くて暗くて深い 存在とか共感とか繋がりとか 言葉でも態度でも証明できない だとしたら何だろう?って 考えてもわからなくって迷子になりそうでした 「ジャンクなガラクタ」 うん 世界はきっとそんな感じ
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ひんやりと手触りの冷たい亜美の小説。 だけど読み終えた時、不思議と温かい切なさが胸に残る。 誰か、何かを大切に思えた時、 世界は変わり始める。 きっと少しだけ強くなれる気がする。
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