TOKYO NOBODY の商品レビュー
東京に行くと、いつも「窒息しそうだ」と思う。人があまりにも多すぎて。だから人のいない東京は別世界みたいで素敵だ。世界の終わりのような退廃的な雰囲気がある。けれどそこには人がいなくても「街」として東京が生きてる、研ぎ澄まされた格好よさを感じた。
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どうしても本当に人が写っていないことを探してしまいますね。ウオーリーを探せみたいに。東京を逆の視点からとらえた写真集ですね。
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2000年発表。 渋谷・青山・麻布・銀座・新宿・湾岸…街から人がいなくなり、残されたのは建物だけ。人間が作ってきたものは何だったのか。 自然との共存を拒否し、破壊と想像を繰り返した人間が作り出した街の姿を捉えた写真集。 どこを探しても 人っこ一人いない 東京の街。 ...
2000年発表。 渋谷・青山・麻布・銀座・新宿・湾岸…街から人がいなくなり、残されたのは建物だけ。人間が作ってきたものは何だったのか。 自然との共存を拒否し、破壊と想像を繰り返した人間が作り出した街の姿を捉えた写真集。 どこを探しても 人っこ一人いない 東京の街。 映画の中だけでしか見たことのない 廃墟のようで 近未来都市のような その想像の中の世界。 都市という人工的な場所は 人がいないだけで なぜか悲しげに見える。 いるハズのものが そこにないことによる恐怖心。 (山に囲まれた田舎町なら違和感はないハズ) まるで街の模型を見ているかのような 非現実的な違和感を感じる。 しかし本当によく こんな誰もいない街の瞬間を うまくフィルムに収めることができたなぁ〜と ビックリします。 (正月や早朝にカメラを構え、ひたすら人がいない瞬間を待って撮影されたとのこと) 大都会・東京から もしも人だけが消えてしまったら… まさにこんな感じなのかもしれない。 人のいない場所を求めて11年間撮り続けてきた中野さんの その想像を絶する労力には脱帽するし 発想の面白さは買いですね♪
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
渋谷、青山、銀座、麻布、新宿、湾岸・・東京のど真ん中なのに、人がまったくいない写真集。元旦や早朝の一瞬に撮影されたらしい。 中でも歌舞伎町とセンター街が無人の瞬間は映画の世界。 東京に人がいない、なんとも気持ち悪い不安感を感じつつも東京を好きになる写真集。
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およそ7-8年前の存在を知り,図書館で借りた写真集。店頭で現物を再び手にしたので購入。 撮影時期が1990-2000年なので既に前世紀の写真なのだ。だから,ちょっと前の東京が写っていることになる。 ガラーンと,誰も写っていない写真はとても不思議。廃墟ではない街並みが廃墟のように感...
およそ7-8年前の存在を知り,図書館で借りた写真集。店頭で現物を再び手にしたので購入。 撮影時期が1990-2000年なので既に前世紀の写真なのだ。だから,ちょっと前の東京が写っていることになる。 ガラーンと,誰も写っていない写真はとても不思議。廃墟ではない街並みが廃墟のように感じしてしまう。
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だれもいない。 たったそれだけで、東京が こんな不気味で気持ち悪い空間になるとはね。 それにしても、東京で無人の瞬間を撮るのは 大変だっただろうなあ・・・w
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実際の写真もすごいけど、着眼点がすごい この写真集を見て、 朝6時から働いてたとき、自分もTOKYO NOBODYやってました
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人が誰も映っていない東京の町並みの写真集 大分前にタモリ倶楽部で紹介されてて知りました 著者の中野さんは祝祭日の早朝などに出かけて撮影したそうです。
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〔読む目的〕各写真家の作品が見たい。 〔読んだ感想〕人で溢れかえってる東京に 誰一人人が写っていない。おもしろい!
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前頁通して、誰もいない東京。 世界の終わりや廃墟っぽい雰囲気が漂うんだけど、なぜか息づかいが見える。 全部にすごくストーリーがあって、街って人間が居ない方が生きてるってのがすごくわかる。 怖くて、清々しくて、不気味で、誰かに伝えたくなってしまうような写真集。 やらせでも合成でも...
前頁通して、誰もいない東京。 世界の終わりや廃墟っぽい雰囲気が漂うんだけど、なぜか息づかいが見える。 全部にすごくストーリーがあって、街って人間が居ない方が生きてるってのがすごくわかる。 怖くて、清々しくて、不気味で、誰かに伝えたくなってしまうような写真集。 やらせでも合成でもなく、 狙ったものが撮れるまで10年かかった写真もあるこちら、まず著者であるフォトグラファー中野氏に拍手。
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