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闇の掟 の商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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公事宿シリーズ1作目

公事宿シリーズ1作目とのこと。 この作家らしくところどころ説明が入って来るのは好みによるところ。 京都弁がゆるいようで内容的には、結構厳しい結末・凄惨な事件だったり、真犯人責め上げてたり、(まあ、実際当時はそうだったのでしょうけれど、)をあっさり書いているのもこの作家らしいと...

公事宿シリーズ1作目とのこと。 この作家らしくところどころ説明が入って来るのは好みによるところ。 京都弁がゆるいようで内容的には、結構厳しい結末・凄惨な事件だったり、真犯人責め上げてたり、(まあ、実際当時はそうだったのでしょうけれど、)をあっさり書いているのもこの作家らしいところか。

長束

江戸時代の弁護士事務…

江戸時代の弁護士事務所・公事宿で事件を解決する田村菊太郎が主人公。舞台は京都です。

文庫OFF

2024/05/11

再読。何度読んでも面白い時代小説のシリーズの一つ 主人公の菊太郎、いいですよね それに時代小説って、30年前の作品だろうが、今年の新作だろうが区別なく面白いものは面白いですよね。時代小説ならではかな

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2024/04/04

公事宿事件書留帳シリーズ第1弾。 公事宿鯉屋に居候する田村菊太郎の事件簿。澤田先生馴染みの京都の町を舞台にして、四季折々の風情が織り込まれた人情味あふれる時代劇シリーズの傑作。

Posted byブクログ

2018/11/22

もう何回目でしょう 木枯らしの便りが届く頃になると 澤田ふじ子さんを 読みたくなります 何年か前に 読んだはずなのですが ほとんど忘れてしまっているので なぜか ものすごく新鮮に 感じてしまうのです 理不尽に虐げられた 市井の人が救われていく その一つ一つの物語を読むたびに...

もう何回目でしょう 木枯らしの便りが届く頃になると 澤田ふじ子さんを 読みたくなります 何年か前に 読んだはずなのですが ほとんど忘れてしまっているので なぜか ものすごく新鮮に 感じてしまうのです 理不尽に虐げられた 市井の人が救われていく その一つ一つの物語を読むたびに 気持ちの中に心地よい風が 吹き抜けていくようです

Posted byブクログ

2013/12/16

公事宿事件書留帳1 時代小説で京都が舞台、全く馴染みが無いわけでないので面白いと思いました。梅雨の蛍は読み始めて、あれ!?この編、前に読んだ! どこか雑誌の短編に出ていたのか?

Posted byブクログ

2013/09/22

京都の公事宿が舞台とは、ユニークな設定の時代小説。 本妻の子の弟に家督を譲るため、無頼の振りをして家を出て旅をし、戻ってきたら、公事宿の居候となり、弟を助け事件を解決する。ちょっと、安易な物語のすすめ方の感がするが、いかが。 二巻目以降、人情捕物帖として読むぶんには、違和感がない...

京都の公事宿が舞台とは、ユニークな設定の時代小説。 本妻の子の弟に家督を譲るため、無頼の振りをして家を出て旅をし、戻ってきたら、公事宿の居候となり、弟を助け事件を解決する。ちょっと、安易な物語のすすめ方の感がするが、いかが。 二巻目以降、人情捕物帖として読むぶんには、違和感がないか。

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2013/04/17

京都のお侍、というちょっと変わった設定のお話。 京都の町奉行同心の長男でありながら本妻の子である弟に気を使い、放蕩のふりをして家を飛び出した菊太郎は、公事宿(訴訟人専用旅篭)鯉屋に居候して、鯉屋に持ち込まれる事件を解決していく。 時に法を超えた手段も取る、なかなか決断力のある...

京都のお侍、というちょっと変わった設定のお話。 京都の町奉行同心の長男でありながら本妻の子である弟に気を使い、放蕩のふりをして家を飛び出した菊太郎は、公事宿(訴訟人専用旅篭)鯉屋に居候して、鯉屋に持ち込まれる事件を解決していく。 時に法を超えた手段も取る、なかなか決断力のある菊太郎だが、弱いものに優しく、魅力的なヒーローである。 お侍がやんわりと関西弁なのもなかなか良い。 シリーズになっているので、続けて読んでみたくなった逸品。

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2013/01/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハードカバー読了済み。ハードカバー表記無い為?文庫で登録。京の公事宿の居候を主人公とした事件簿、時代劇は色々読んでますが、京言葉のやりとりにとどまいつつ、今後の展開が楽しみです。時折主人公に絡む猫「お百」がGOOD。① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色

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2012/11/13

主な時代ものが江戸を舞台にしている中、京都の公事宿鯉屋、居候菊太郎を主人公にした公事宿事件書留帳シリーズ第一巻。 登場人物の会話は関西人にはあまり抵抗がないものの、江戸を舞台にした話に慣れている読者には少ししつこさやまどろしいと違和感があるかもしれない。しかし公事宿に舞い込む問題...

主な時代ものが江戸を舞台にしている中、京都の公事宿鯉屋、居候菊太郎を主人公にした公事宿事件書留帳シリーズ第一巻。 登場人物の会話は関西人にはあまり抵抗がないものの、江戸を舞台にした話に慣れている読者には少ししつこさやまどろしいと違和感があるかもしれない。しかし公事宿に舞い込む問題は現代にも通じ、同時に今はない人情は惹きつけられる。二巻目は違和感を面白さが上回ると期待。

Posted byブクログ