クオ・ヴァディス(上) の商品レビュー
辺境の国から人質として来ているが、えらく気に入って皇帝ネロに貰う約束をしたところで皇帝の宴会から逃げた女を追っかけ彼女がキリスト教徒であるがわかった。教徒に偽装し「ギリシャから来た者だ」とローマ教団に潜入してペテロの説教を聞きに郊外の地下墓地に教徒が集まったところで見かけ、あとを...
辺境の国から人質として来ているが、えらく気に入って皇帝ネロに貰う約束をしたところで皇帝の宴会から逃げた女を追っかけ彼女がキリスト教徒であるがわかった。教徒に偽装し「ギリシャから来た者だ」とローマ教団に潜入してペテロの説教を聞きに郊外の地下墓地に教徒が集まったところで見かけ、あとをつけ住所を見つけたが、そのあとがいけなかった。チャンピオン拳闘士が負けるはずはないと思ったらあっさり返り討ち。しかし彼女は「キリスト教徒は人を恨まない」という/ペテロは素朴な口調で「私は眠ってしまった。処刑三日後に主を見た」という
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どうしてこのての小説の表現はこんなにも感情的なことを書き下すのか。くどい表現は苦手で、飽き飽きすることもあった。・・・愚痴はここまで。 談話室との課題図書で読み始めた一冊。 キロンがなぜか憎めない。あんなに、ずるいペテンのような男なのに。 キリストの死後の時代の物語でペテロが出てきたときは、聖書の一節などを思い出した。聖書、もう一回読むか。
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図書館で借りました。 世界全集とか児童向けハードカバーは図書館で借りるに限ります!全巻揃っているし自前でそろえるにはちょっと幅を取りますしねえ。 タイトルだけ知っていた古典です。 ローマ(と言うか暴君ネロ)とキリスト教のお話なんですね。全然中身を知らなかったので… 今現...
図書館で借りました。 世界全集とか児童向けハードカバーは図書館で借りるに限ります!全巻揃っているし自前でそろえるにはちょっと幅を取りますしねえ。 タイトルだけ知っていた古典です。 ローマ(と言うか暴君ネロ)とキリスト教のお話なんですね。全然中身を知らなかったので… 今現実に繰り広げられている享楽、物質的な豪華さと精神世界の豊穣。2つの対立する世界のせめぎあい。果たして幸せなのはどちらか? 貴方が私の民を見捨てるのなら自分が彼の地に戻り、もう一度十字架にかかろう、と言う点が一番印象に残りました。信仰は強い。そして人間は脆い。 個人的にはペテロニウスが非常に好きです。かっこいい… エウニケとのラストとか!! かっこよすぎですよ…
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烏兎の庭 第三部 書評 5.26.07 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto03/bunsho/fox.html
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タイトルの「主よ、何処へ」が気になって、 当時職場だった図書館でこの福音館版を手にとってあまりの面白さに そのまま書店へ走り、岩波文庫版を買ってしまいました。 当時蛮教だったキリスト教徒のお姫様に惚れちゃった生粋のローマ貴族様の恋物語を中心にしたキリスト教の受難本なのです...
タイトルの「主よ、何処へ」が気になって、 当時職場だった図書館でこの福音館版を手にとってあまりの面白さに そのまま書店へ走り、岩波文庫版を買ってしまいました。 当時蛮教だったキリスト教徒のお姫様に惚れちゃった生粋のローマ貴族様の恋物語を中心にしたキリスト教の受難本なのですがそれ以上に、 ネロ支配下のローマが生き生きと描かれています。 文章量に引いちゃった人はポーランドが作った映画もありますのでそちらを。 文章の方がずっと話が深いですが。
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