イギリスはかしこい の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「イギリスはかしこい」 著者 出口保夫、林望 出版 PHP文庫 p69より引用 “やはり人間として、何をどのように考えるか、 本質的にはそのことが大事になるはずだ。 それには母国語をしっかり理解することと、 母国語でしっかり思考するということを身につけなければ いけない。” 英文学者と作家である著者による、 イギリスの事を紹介する一冊。 イギリスという国自体の魅力から、 アフタヌーンティーについてまで、 著者達の実体験を基に日本と比較しながら語られています。 上記の引用は、 英語教育に関する一文。 自分を確立する事無く、 舌先三寸で上手い事を言ってばかりいても、 駄目だということでしょうか。 もうすぐ英語が義務教育で始まるとか聞いた事がありますが、 この本の記述と反対の事がなされているので、 これからの子供の事が少々不安になります。 第三章はイギリスの料理についての章となっていますので、 イギリス料理に興味を持つ入り口として、 いいのではないでしょうか。 ーーーーー
Posted by
- 1