桜さがし の商品レビュー

柴田よしき(著者)

2017/11/30

しだれ桜、夏の鬼、梅の天満宮…。
中学の同級生だった４人の心模様をめぐるように、
古都京都の四季折々の風物を彩りに展開する
事件の数々。４人の想いが錯綜する、甘酸っぱくも
ひたむきな恋の行方を描く青春ミステリー。

2016/01/04

(収録作品)一夜だけ/金色の花びら/思い出の時効/翔べない鳥/梅香の記憶/片想いの猫/桜さがし/夏の鬼

2015/07/18

2015.6.4.中学時代の同級生四人組、司法試験受験生歌義、エリートサラリーマン陽介、大学農学部大学院生綾、派遣社員まり恵、と元教師で今は小説家浅間寺との人間模様の中で起こる様々な事件を描く。京都が舞台ということで親しみやすかったが、言葉がちょっと違うなという違和感はあった。続編があるようなので読んでみたいと思っている。

2014/07/04

中学の同級生だった男女4人と
その教師で今は作家の男の心模様に
京都で起きる事件が絡む。

久しぶりに読んだら浅間寺センセの年を越えてた。
がーん。

【図書館・再読・7/4読了】

2013/10/10

『柚木野山荘の惨劇』で登場した浅間寺先生がこちらでも登場。

昔の教え子達が少しずつ事件に関係しつつも、ミステリーというより教え子達の成長していく姿が物語の柱になっていて、読み終わったあとも清々しい感じでした。

2014/02/07

京都を舞台にした同級生4人と恩師の短篇集で、一応恋愛ミステリーだそうで。1話ずつささやかな謎解きがあり、登場人物の情景が織り込まれているけど深くもなく軽く読める。

2012/07/21

京都が舞台で知ってる場所も多く、サラッと一気に読めました。電車で読むのにいい感じ、重すぎずよかった。

2012/01/12

青春と言うのには、ちょっと薹が立っているかも知れないけど、迷いながら自分の道を探すというくくりで。
推理も入っている。
中学の新聞部で一緒だった仲間たちの成長。
こんなふうに長く付き合っていける仲間がいるっていいものだ。

2012/05/08

表紙とタイトルから何気なく手にした本ですがイッキに読み終えてしまいました。

ところどころに何気なく現れる一段落一文に、鳥肌の立つ感動を受けたものです。

柴田よしきさんがお書きになられた作品で最初に手にした一冊ですが、バイタリティ溢れる柴田さんファンとなるキッカケにもなった作品です。

鳥肌の立つ思いをさせて頂いた本書の評価★は４とさせて頂きます。

2010/01/29

高校を卒業した男女二人と恩師の本。それぞれが進路について悩み、模索しつつ話は進んでいきます。
恩師の先生に登場人物は相談しながら自分の悩みを解決しようとがんばっているので、私も高校でそんなことがあったなと、なんだかかぶってしまいました。最後のシーンもとても感動的で泣ける本でした。
この本の登場人物がまた違う本で主役になって活躍しているので、そちらも読んでみたいと思います。