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目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 の商品レビュー

4.6

14件のお客様レビュー

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2018/04/04

まだまだ若冲ブームは続いています。 全30幅(つまり掛け軸)にもおよぶ大作をひとつひとつ丁寧に解説しています。さらに要所要所でアップの写真があるので細部まで研究できてなかなか良い感じです。それにしても見れば見るほどすごい作品たちだなあ。。。現代に比べたら道具も貧素だったはずなのに...

まだまだ若冲ブームは続いています。 全30幅(つまり掛け軸)にもおよぶ大作をひとつひとつ丁寧に解説しています。さらに要所要所でアップの写真があるので細部まで研究できてなかなか良い感じです。それにしても見れば見るほどすごい作品たちだなあ。。。現代に比べたら道具も貧素だったはずなのに。そう考えるとやはり超絶技巧だったんだろうな。

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2016/05/25

一体、人の熱狂というのは何でしょう。若冲の人気ぶりです。西欧には非常にリアルな博物学的図像が多くありますが、若冲の興味はそこにあったのでしょうか。本流と見なされてこなかった彼の作品が、この機会に奇想ではない、しかるべき地歩を得られれば日本文化の幅が広がることでもあります。

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2011/11/08

江戸時代の画家、伊藤若冲の代表作「動植綵絵」に関する本です。図版から、その鮮やかな色彩、生命力、さらには対象物に対する画家の愛情のようなものまで伝わってきます。(もちろん原画に比べればほんのわずかですが…)『若冲と江戸絵画』も併せて見ると若冲の画業をより幅広く理解できます。 【...

江戸時代の画家、伊藤若冲の代表作「動植綵絵」に関する本です。図版から、その鮮やかな色彩、生命力、さらには対象物に対する画家の愛情のようなものまで伝わってきます。(もちろん原画に比べればほんのわずかですが…)『若冲と江戸絵画』も併せて見ると若冲の画業をより幅広く理解できます。 【琉球大学】ペンネーム:給水塔

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2013/07/08

伊藤若冲を知るきっかけになった本。 図書館で出会って、本を開いた時のあの感動は忘れられない…。 今でも時々開いては、あまりの美しさに見惚れるばかりです*´ω`* それぞれの絵の細かい所がアップで掲載されてる所がすごくいい! 「貝甲図」とか「群魚図」とか分かる限りでそれぞれの名前が...

伊藤若冲を知るきっかけになった本。 図書館で出会って、本を開いた時のあの感動は忘れられない…。 今でも時々開いては、あまりの美しさに見惚れるばかりです*´ω`* それぞれの絵の細かい所がアップで掲載されてる所がすごくいい! 「貝甲図」とか「群魚図」とか分かる限りでそれぞれの名前が書いてある所もすごくいい。 宝物の本の1つです。

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2010/01/12

ほんま、この手の本はもう少し大判で欲しいな・・(本棚に入りきらんようになるけrども。)  細かく見れば見る程、若冲の気迫が感じられます。この本がどう、というより若冲が好きだからお勧め。

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2009/11/29

恥ずかしながら… 若冲を知ったのは、つい今年になってからです(-_-;) 最初は、「じゃくちゅう」と読めず… それから半年、「皇室の名宝」展で実物を見て度肝を抜かれました。 図集等ではわからない(伝わらない)きめ細かな描写の技術は、これぞ芸術。 まさに「目をみはる」伊藤若冲の絵画...

恥ずかしながら… 若冲を知ったのは、つい今年になってからです(-_-;) 最初は、「じゃくちゅう」と読めず… それから半年、「皇室の名宝」展で実物を見て度肝を抜かれました。 図集等ではわからない(伝わらない)きめ細かな描写の技術は、これぞ芸術。 まさに「目をみはる」伊藤若冲の絵画は一見の価値あり!

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2011/07/19

日本画はすごい、ルネサンスもフランドルも印象派も霞んでしまう、と、たとえば若冲の絵を目の当たりにすると、そう思う。やはりなんといっても、鶏。展覧会で買った鶏の絵葉書を2枚、アクリルフレームに入れて「江戸関係本」の棚に飾っている。

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2009/10/04

初めて美術館に行ったきっかけの画家。 宇多田ヒカルの「sakuraドロップス」のプロモの絵といえば分かるでしょうか? 他の日本画家にはない色使い。構図。 なんだかすごく引きつける方です。 絵に興味ない人にもすごくおススメできます。

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2009/10/04

伊藤若冲は女に興味が無かったらしいんですが、この人は全精力を絵に注ぎ込んだんじゃなかろうか。だから描いている対象が動物であるにも関わらず“エロス”って言われるんですよ!この艶かしさ、生々しさ。それにも関わらず近寄りがたさまで感じてしまう所以ではないかと。“ネ申”業です。

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2021/02/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

去年、相国寺美術館で見た伊藤若冲の動植綵絵が忘れられず購入した一冊。動植綵絵が全点が解説つきで載せられている。10年もの歳月をかけて、精緻の極みとも言える動植綵絵を描き切った若冲の執念ともとれる情熱に身震いする。どの絵にも魂が宿っているかのようで、まさに鳥肌モノ。生きている間に、動植綵絵の全幅を一緒に見られる機会はもうないかもしれないので、この画集を見ながら余韻に浸ることにする。

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