沖縄に死す の商品レビュー
日米最後の決戦場・沖縄---死闘三ヶ月、住民をも巻き込み、日米合わせて20万人の死者を出した戦闘の実相を描き、戦火のもとで苦悩する沖縄防衛司令官の人間像を綴る。
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牛島満の沖縄戦。一応士官の経験がある人が書いているので、軍隊のことをわかった書き方になっている。 首里撤退の是非と、そこでのリーダーシップのあり方に若干の疑問を呈している。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こういう本は本人を完全に善人として書くことが多いのですが、この本では善人だけど失敗したという風に書かれています。 司令部の人は互いに牽制しあったり判断ミスを繰り返しています。 毎日砲爆撃にさらされると正常な判断や冷静な心を失うのかもしれません。
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沖縄では米軍と旧日本軍の双方から被害を受けたという話をよく聞くのだが、果たして本当にそうなのか。牛島司令官はどのような思いで沖縄戦を戦い、沖縄で命を絶ったのかこの本を読むと分かるかもしれないと思って買った一冊。未読。
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