さよならが、いえなくて の商品レビュー
覚醒剤依存になってしまった生徒ジュンと夜回り先生、水谷修さんの手紙のやり取りをそのまま本に収めたものです。 他の夜回り先生の本よりもたくさんの想いや苦しみ、悩みが込められています。 お互いに瞬間瞬間を誠実に動いてきたつもりだったけれども、結果は…。 ジュンさんはこれからもド...
覚醒剤依存になってしまった生徒ジュンと夜回り先生、水谷修さんの手紙のやり取りをそのまま本に収めたものです。 他の夜回り先生の本よりもたくさんの想いや苦しみ、悩みが込められています。 お互いに瞬間瞬間を誠実に動いてきたつもりだったけれども、結果は…。 ジュンさんはこれからもドラッグと戦っていかなくてはならない。 水谷さんも、いつも生徒の人生を動かしてしまったことに対して良心の荷借を感じているという。 生徒をどこまでも見捨てない水谷さんの姿勢が当時のこの本の中だけのものかは分からないが、深く感じるものがあった。
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あまりにも若いその悲しすぎる青春。ジュンが今どうしているのかとても気になる。生き急ぐ若者たち。生も死もそのすべてが悲しみで覆ってしまうアディクションという病。アディクションが病なのか。それとも病がアディクションを引き寄せたのか。私自身は両方であるという気がしている。
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麻薬をやめたくてもやめられない生徒と、教師の書簡記録。生徒の弱さと、教師の戸惑いが心を刺す。二つの意味で、こういう人が実在するんだ、と理解出来る。希望にもなる。
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ドラッグ常習犯、ジュンとの手紙の内容、ドラッグの恐ろしさ・・・ドラッグはこんなに人間を壊すんだと、切実に教えてくれる。
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ドラックと戦う少女のお話。 最後まで読んでないけど、ドラックってはまったら本当に止められないし大変だって思いました!!
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