純写真から粋文学へ の商品レビュー
対談集。篠山紀信との対談とかが特に印象的だった。大体、この人は主として何が言いたいのかというのが、ここ何冊か読んでみて、掴めているので、さくさくと読み進む。(11/9/25)
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カメラはフィルターです。 写真は切り取られたひとつの世界です。 現実の世界しか写真は写せませんが それでも事実は小説より奇なり。 ブンガクとの接点もあるのかもしれません。 アラーキーは言葉が巧みです。 「私小説」に対して「私写真」 「東京との情事」 「際物が好き、境界線のところ...
カメラはフィルターです。 写真は切り取られたひとつの世界です。 現実の世界しか写真は写せませんが それでも事実は小説より奇なり。 ブンガクとの接点もあるのかもしれません。 アラーキーは言葉が巧みです。 「私小説」に対して「私写真」 「東京との情事」 「際物が好き、境界線のところが」 「激写」に対して「姦写」 「過去があるのがおもしろい」 「個人のイメージなんてたかがしれてる」 「写欲」 独特の写真論、勉強になりました。
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