氷点 の商品レビュー
私の大好きな三浦綾子さんの代表作。 「罪」とは「生きる」とは何なのか…深く教えられます。 キリスト教も大きく関わっている作品です。でもくどくないです。 この作品の続編「続・氷点」も秀作です。
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著者がキリスト教徒であることもあり、小説の随所々々でそれが見受けられたのが印象的。 キリスト教の「原罪」がテーマとなっている作品だが、家族とは何か?愛するとは何か?罪とは何か?という、いつもは気に留めないが深く考えなければならないことを気づかせてくれる本です☆ どんどん読め...
著者がキリスト教徒であることもあり、小説の随所々々でそれが見受けられたのが印象的。 キリスト教の「原罪」がテーマとなっている作品だが、家族とは何か?愛するとは何か?罪とは何か?という、いつもは気に留めないが深く考えなければならないことを気づかせてくれる本です☆ どんどん読めておもしろかった。
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初めて読んだのは、中学生のとき。 キリスト教に出会ったばかりの頃で、すごく衝撃を受けました 家族がみんな、優しいように見えて実は自分のことしか考えてないところが悲しい けど、実際人間は弱いから、仕方ないんだろうなって思う 陽子が自分の「出生」に罪の意識を持ってしまう...
初めて読んだのは、中学生のとき。 キリスト教に出会ったばかりの頃で、すごく衝撃を受けました 家族がみんな、優しいように見えて実は自分のことしか考えてないところが悲しい けど、実際人間は弱いから、仕方ないんだろうなって思う 陽子が自分の「出生」に罪の意識を持ってしまう っていうところが一番切ない 「許し」ってなんだろう?って考えさせられる名作です 三浦綾子さんは偉大です
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三浦綾子の作品の中で一番悲劇すぎるもの。 人を繋ぐ糸が絡まって縺れてしまい、 主人公に悲しい出来事が数々降りかかる。 人間が持って生まれた罪とは、 その罪とどう向き合うか、 許すとはなんなのか、 考えさせられます。
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話として面白く、しかも「原罪」「ゆるし」について考えさせられました。回りがどうであろうと自分だけは正しくいよう、望まれない命だったとしたら尚更必要とされる人間になろう。そんな強さを持った、完璧とも思えるような陽子でさえ罪人でありゆるしを求めている。この作品を読んでキリスト教に目覚...
話として面白く、しかも「原罪」「ゆるし」について考えさせられました。回りがどうであろうと自分だけは正しくいよう、望まれない命だったとしたら尚更必要とされる人間になろう。そんな強さを持った、完璧とも思えるような陽子でさえ罪人でありゆるしを求めている。この作品を読んでキリスト教に目覚めたとか、よりよく生きようと思ったとかはないけれど、罪の意識をゆるしてくれる存在はあるのだと信じたいです。
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テーマ重いなぁと思っていたが、一度は読んでおいた方が良いんじゃなかろうかと思って読んでみた。 陽子のいじらしさが心を打つ。
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もう何!何なのこの話! ドロドロしたお話は好きじゃないんですけど、これは本当に、良かったです。 愛と憎しみは隣合わせなんだなあ、と思わされました。 愛しているからこそ嫉妬し、相手を憎んでしまう…なんてもう胸キュンすぎます。
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氷点上・下、そして続氷点も上・下と、とっても長い小説なんだけど、おもしろすぎてスラスラ読めちゃうのが不思議。いろんな人が映画化、ドラマ化してるけど、やっぱり原作の小説がイチバンいいな。
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続・氷点とともに3回くらい読んだ。何度読んでも面白い。人間の本音が描かれてる。泣ける。ひとつの生き方が示されている。人は「与える」ということが大切だと学んだ。何度読んでも考えさせられる。
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生涯本を読み続ける中で、揺ぐことないだろうと言えるぐらい私はこの本が好きだ。人間の醜さ、傲慢さ、悲しさ全てを「許す」事ができるか。人が本当に許すと言うことは、一体どういうことなのか、それは容易に出来るのだろうか。読み返すたび、心が押しつぶされそうになります。
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