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美輪明宏という生き方 の商品レビュー

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2009/12/14

1957年、中性的な美少年として「シスター・ボーイ」ブームを巻き起こし、68年には三島由紀夫脚本の『黒蜥蜴』で「現代の女形」としての評価を確立し、現在も性別を超越した歌手・舞台俳優として多彩な芸術活動を続ける美輪明宏。 本書は、美輪の体現してきた美と芸術、その起伏に富んだ人生、...

1957年、中性的な美少年として「シスター・ボーイ」ブームを巻き起こし、68年には三島由紀夫脚本の『黒蜥蜴』で「現代の女形」としての評価を確立し、現在も性別を超越した歌手・舞台俳優として多彩な芸術活動を続ける美輪明宏。 本書は、美輪の体現してきた美と芸術、その起伏に富んだ人生、大勢の人を引き付けて止まない魅力を、15人の論者が長短16本の文章で多角的に明らかにした評論集です。 巻頭を飾るのは神道学者の鎌田東二氏の「美輪明宏と霊性」。美輪の自伝『紫の履歴書』を材料に観音の徒・美輪の信仰観に迫ります。続いて、美輪の芸術的足跡を丹念にたどる松本郁子「少年神から観世音菩薩へ」、30年近く人生相談を続ける美輪の資質を分析した波環「アートとしての身の上相談」、「究極の美」を追い続ける美輪に「美しく生きること」の意義を見出す鶴岡英理子「エレガンスの先駆者」などが並びます。   私は美輪の過去の発言を、諸資料から掘り起こす手法で「美輪明宏と女装」「美輪明宏の女性観・性愛観」の2本を執筆しました。 前者は美輪の「女装」の変遷過程を女装者の視点から分析し、後者は著名な社会人類学者上野千鶴子の美輪=ゲイ=女性嫌悪説を批判して、美輪の女性観・性愛観の本質を明らかにしています。   美輪ファンはもちろん性別越境に関心のある方にお勧めの一冊です。

Posted byブクログ

2009/10/07

いろんなジャンルの人が自分の思う美輪さんを論じている・・・だけの本だった。野ばらちゃんも、やっぱり美輪さんがすきなんだなぁ。

Posted byブクログ