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花嫁の持参金(1) の商品レビュー

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文句なしに面白かった…

文句なしに面白かったです。主人公は10年間を修道院で過ごしてやっと故郷へ帰る途中だったリリス。ところが突然わけの分からないまま拉致され、見知らぬ城の物置部屋に押し込まれてしまうという災難に。大胆でのびのびとしたストーリーがとにかく痛快でたまりません。

文庫OFF

2009/10/04

リリスは10年を過ごした修道院に別れを告げ、故郷に向かっていた。ところが途中、石弓を携えた双子の少年に拉致され、見知らぬ城へと連れて行かれた。そのうえ物置部屋に押し込まれて、一日中放っておかれてたのだ。お腹は空くし、喉も渇く。それに、囚われの理由も分からない。なぜ私をここに?そも...

リリスは10年を過ごした修道院に別れを告げ、故郷に向かっていた。ところが途中、石弓を携えた双子の少年に拉致され、見知らぬ城へと連れて行かれた。そのうえ物置部屋に押し込まれて、一日中放っておかれてたのだ。お腹は空くし、喉も渇く。それに、囚われの理由も分からない。なぜ私をここに?そもそも、ここは何という場所なの? 翌日すべてが明らかになった。ここはガイア。 彼女の故郷ウェルウィンの南、イール川の下流にある広大な所領だ。領主アレクサンダーの話では、リリスの持参金となる上流の土地で川がせき止められガイアの農地が干からびたという。 いくら大柄で美丈夫の立派な騎士でも、この問題は解決できなかった。だが、偶然リリスを手中に収めたお陰で彼は明暗を考えついた。彼女を花嫁にする。そうすれば持参金が手に入るではないか。

Posted byブクログ