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冤罪者 の商品レビュー

3.9

65件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    25

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

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2019/12/17
  • ネタバレ

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折原一の小説の中でも評価が高い本のようなので期待して読んだ。前半の冤罪を晴らすパートはなかなか進まなかったが、後半から加速。ミカの正体や、舞殺しの犯人とトリックに気付いた自分を誉めてあげたいが、純粋に騙されてスカっとしたかった方の気持ちが大きいかな?でもやっぱり面白かった!

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2019/10/12
  • ネタバレ

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期待しすぎた! 犯人は最後までわからなかったけども それにたどり着くまでが長く、わからないからといって面白いとも限らないんだなと

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2017/12/08
  • ネタバレ

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評価は3. 内容(BOOKデーターベース) ノンフィクション作家・五十嵐友也のもとに届けられた一通の手紙。それは連続婦女暴行魔として拘置中の河原輝男が冤罪を主張し、助力を求めるものだった。しかし自らの婚約者を犯人に殺された五十嵐にとって、それはとても素直に受け取れるものではない。河原の他に真犯人がいるのだろうか。謎のまた謎の千枚。

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2017/03/18

ストーリーやトリックはとても面白かったのですが、とにかく性描写や登場人物がことごとく気持ち悪いです。 主人公も全然善い人じゃないし、「冤罪者」に至っては、結局極悪犯罪者でしたしね…

Posted byブクログ

2016/09/15

良い点 長いけど、一気に読めて飽きさせない 最後まで、犯人を分からせない 展開が早く、推理させない 登場人物が個性的 悪い点 事件後の警察のせいで次の事件が起きる 隼の男の存在が薄い 五十嵐がモテる理由が不明 河原郁江の必要性が不明 犯人のそこまでやる意味か理解できない 以上

Posted byブクログ

2016/08/02
  • ネタバレ

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2016年40冊目。 なんていうか、読むのが大変だった(;´・ω・)河原が冤罪ならいったい誰が犯人なのか、いや本当はやってんじゃないのかとか悶々としながら読んでた。後半からは冤罪ネタよりも真犯人に迫っていくのだけれども、これまたぜんっぜん分からなくてめっちゃ混乱した。 ラストの怒涛の展開に圧倒され、何とか読み終えたところ。 この作品はどんでん返しものだと知らずに読んだので、犯人が分かった時にはえええええええーーーーっ!?って必要以上におどろかされた。 ちょっと待って。 ネタバレした今だからこそもう一度最初から読んで整理したいんですけど(;^ω^)

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2016/02/13

長い。上に重い……さらにあんまり救いがない 主人公が軽薄だなー。クズはどうなってもクズだなー。って思いながら読んでた。 犯人は真ん中くらいでなんとなく想像していた通りだったし、もう一人の犯人もその通りだった。 娘を殺された親が、犯人(だと思っている)男に、一回も娘を殺したのはお前...

長い。上に重い……さらにあんまり救いがない 主人公が軽薄だなー。クズはどうなってもクズだなー。って思いながら読んでた。 犯人は真ん中くらいでなんとなく想像していた通りだったし、もう一人の犯人もその通りだった。 娘を殺された親が、犯人(だと思っている)男に、一回も娘を殺したのはお前なんだな。と聞かなかったことにビックリ。 ただ、後半はやっと話が展開していくので、ドキドキしながら読める。

Posted byブクログ

2016/01/10

自分の婚約者が殺害された連続婦女暴行事件の容疑者として逮捕された河原輝男から、自分は冤罪であるため助けて欲しいと手紙が届く。 葛藤を感じながらも過去の事件を調べていくうちに、河原は無罪放免となる。だが、河原の釈放後も事件は発生する。果たして河原は本当に無罪なのか……。 やや長編...

自分の婚約者が殺害された連続婦女暴行事件の容疑者として逮捕された河原輝男から、自分は冤罪であるため助けて欲しいと手紙が届く。 葛藤を感じながらも過去の事件を調べていくうちに、河原は無罪放免となる。だが、河原の釈放後も事件は発生する。果たして河原は本当に無罪なのか……。 やや長編気味の作品ですが、読みやすく中だるみもなく、一気に読めた作品でした。 作品名から、河原は冤罪で真犯人がいるんだろうなと思いながら読んでいたのですが、河原が一癖も二癖もある人物で、本当に冤罪なんだろうかと途中で思ったりもしました。 終盤は、さすがと思わせる展開で、十分楽しめたのですが、ある登場人物の性格設定には、少し無理があるかなと思いました。

Posted byブクログ

2022/11/06
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折原一による「○○者」シリーズの第一弾。「○○者」シリーズは,ノンフィクション作家の五十嵐友也が共通の登場人物として出てくるが,冤罪者では,五十嵐友也が主人公として,深く関わってくる。 五十嵐友也の婚約者である水沢舞を殺害した容疑で裁判がされ,冤罪を主張する「河原輝男」。物語の前半部分は,五十嵐友也が新たな証人を見つけるなどし,新たな証拠が見つかったなどの理由から,「河原輝男」が控訴審で無罪を勝ち取るまでの話である。警察による厳しい取り調べと冤罪ができる仕組みが、バックグランドとして描かれている。 しかし,後半部分は,物語が一変する。通常であれば,冤罪で逮捕,勾留されていた河原輝男はいい人物として描かれそうなものだが,河原は単なる「善人」ではなく,一癖も二癖もある人物である。 五十嵐友也は,婚約者であった水沢舞が殺害されてから,久美子という女性と結婚し,小谷ミカとも交流が続いている。水沢舞の妹が上京し,河原輝男の被害者側の視点と,冤罪を支援する側の視点から話が進む。 最後の意外性は,折原一作品でもトップクラス。五十嵐友也の妻であった久美子が,かつての同居者であった小谷ミカの名前を騙っており,水沢舞殺しの真犯人であった。本物の小谷ミカの記述を入れたり,目撃者として出てきた村越という人物を最後に絡めてきたり,物語としての作りも秀逸。折原一らしく,読んでいるときの,これはどうなるんだというワクワク感はあり,折原一らしくなく…というと失礼だが,結末の意外性も一級品。傑作と言っていいデキ。★4で。

Posted byブクログ

2015/09/07

コレはすごかった。冤罪者ってタイトルだけに どこかで騙されてる、と自覚しながらよんでいたのに 騙され方が衝撃すぎ。 後半は伏線をつなごうと必死に読んだけど どう読んでも糸が切れてしまう感じ。じれったく,ハラハラし、そうして折原ワールドに引きずられていきました。タイトルに騙されて社...

コレはすごかった。冤罪者ってタイトルだけに どこかで騙されてる、と自覚しながらよんでいたのに 騙され方が衝撃すぎ。 後半は伏線をつなごうと必死に読んだけど どう読んでも糸が切れてしまう感じ。じれったく,ハラハラし、そうして折原ワールドに引きずられていきました。タイトルに騙されて社会派を期待しないで下さい。冤罪でもいいからコイツ犯人にしようやって気持ちになるひどい奴ばかり。 冤罪,と思いきや おとしめられたのは冤罪者ではなく読者のあなた って帯にのせたい。

Posted byブクログ