あなたが輝くヨガ の商品レビュー

川上光正(著者)

2018/09/08

祈りは、神相手、他者相手のfrom other・to otherな相互作用である。
神様を想定しているなら、神様と自分との相互作用が祈りだ。
瞑想は、祈りとは違う。何も望んではならない。だが、それが神様にはとても嬉しいのではないか。何も望まれない神様は初めてお仕事を休めるのではないか？すると神様から恵みを頂けるのかもしれない。何しろ神様に休暇を与えているものに恩恵を神が与えない訳ないではないか？
ユダヤ教の神は、捧げ物の香を忌み嫌う事になった。
人からの捧げものとして神の御わざを休んでもらうのは神に報いる事であろう。
ではキリスト教であってはどうだろうか？
イエスも船上で眠っているという記載が、福音書にあるではないか。3位１体の１つ御子のイエスは眠るのだ、疲れるという機能を持つ御子なのである。
御子に何も祈らず、休んでもらおうという試みのヨガ・瞑想。私はとても良いと思うのだが。

以上が瞑想の功徳である。

「ヨガ」とタイトルはあるが、本書籍中に瞑想も書いてあるのでここに明記した。