起業の「勝ち組」 の商品レビュー
システムエンジニアと…
システムエンジニアと証券マンの二人の男が新しい証券会社の設立にむかって努力、そして成功する。
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■「起業本に見せかけたサラリーマン賛歌」この本を読み終えての第一印象はこうだった。 ■金銭に跳ね返らなくても、やりたいことを主張し、組織を動かす。確かに普通のサラリーマンには難しい芸当だろう。 ■しかし、周りが動かされ、大いに賛辞が送られようが、これはあくまで組織の中で大立ち...
■「起業本に見せかけたサラリーマン賛歌」この本を読み終えての第一印象はこうだった。 ■金銭に跳ね返らなくても、やりたいことを主張し、組織を動かす。確かに普通のサラリーマンには難しい芸当だろう。 ■しかし、周りが動かされ、大いに賛辞が送られようが、これはあくまで組織の中で大立ち回りを演じた人たちの話だ。起業の「勝ち組」で無いことは明らか。その上本人ではなくインタビュアーの感想が主体となってしまっている。これでは本人たちの思いがきちんと伝わってこない。 ■とはいえ確かに自分の主張を通し、組織を動かす力を第三者的視点から見る事は出来る本ではある。サラリーマンとして社内ベンチャーを立ち上げたい、と考えている方には大いに参考になるに違いない。
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