エンダーズ・シャドウ(上) の商品レビュー
「エンダーズ・シャドウ」読了! エンダーの影の存在としてエンダーを補佐したビーンが見た『エンダーのゲーム』の真実とは…?恐ろしい昆虫の姿をした異星生物バガーの2度にわたる侵攻をかろうじて撃退した国際艦隊は、きたるべき第3次戦争にそなえ、バトル・スクールを設立した。そこでは未来の...
「エンダーズ・シャドウ」読了! エンダーの影の存在としてエンダーを補佐したビーンが見た『エンダーのゲーム』の真実とは…?恐ろしい昆虫の姿をした異星生物バガーの2度にわたる侵攻をかろうじて撃退した国際艦隊は、きたるべき第3次戦争にそなえ、バトル・スクールを設立した。そこでは未来の指揮官となるべき少年少女が訓練にあけくれていた。スクール史上、最高の成績をおさめたエンダーとビーンの活躍を描きだす『エンダーのゲーム』姉妹篇。 (Amazonより) オースン・スコット・カードの代表作「エンダーのゲーム(以下ゲーム)」を、別登場人物(ビーン)の視点で描いた作品。 なかなか面白かったです。 「ゲーム」ほどの興奮はなかったけど、そっちを読んだのは子供の頃だしね。 しかし、まぁこの人の書く本は、本当に読みやすいな… 上下分冊で内容もページ数も結構あるんだけど、あっという間に読み終わってしまう。 丼いっぱいのソーメン食べるような感じ。 ま、このひっかかりのなさが、嫌いな人もいそうだけどね。 本作につづいて、ビーンを主役にして、三部作になっとるようです。 エンダーを主人公にした作品としては、「ゲーム」のあとに「死者の代弁者」「ゼノサイド」ってのがあるんですが、時間もだいぶたってて、全然、世界観もテイストも違う話なんですね。 作者としても「ゲーム」で描いたハガーとの戦争とその続く世界を改めて描きたかったということなんでしょう。 機会があれば続きもよんでみまっす!(積極的には買わないんだぜ) 興味のある人はまずは「エンダーのゲーム」がおすすめです。 これから海外SF読みたいって人には、絶好の入門編だと思う。 ハリウッドで映画化企画も進行中だし 作者は本作とゲームどっちからでも読めるって書いてたけど… 「ゲーム」から読んだほうが面白いね、きっと。 本書は現在絶版中みたい… ま、ぁゲームの映画化にあわせて再版されるだろうけど…
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「エンダーのゲーム」をエンダーの片腕ともいえる存在、ビーンにスポットを当てて書かれた物語。ビーンはエンダー以上の天才だった。面白い作品だが、先に「ゼノサイド」で残された宿題を片付けてほしかった。
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