異物混入 の商品レビュー

リドリー・ピアスン(著者),橋本夕子(訳者)

2014/02/19

大手食品会社の製品に毒物を混入させた脅迫が入り、
被害者が増える中、捜索を進めるが…というお話。

話自体は15年前位のものなので
携帯電話がまだ普及してなく、派手ではないですが
劇場型犯罪をけっこう緻密に書いていて
最後の展開も、怪しいとは思いながらも意表をつき
エピローグもなかなかでした。

でも、どうも訳者が下手なんでしょうね。
比喩の書き方がやたら多くて目に付く。
そして、肝心な逮捕とかアクションとか
そーゆーシーンの描写がちっともつかめなかった。

ま、なのでそこそこでした。