異形家の食卓 の商品レビュー
1Q84O1さんの本棚からです。ちょっと、グロさを読書に求めてもいいんじゃないか…?しかも、かなりエグイらしい…そんな読書もしてみようか、そして図書館ですんなり閉架書庫から出してもらったんです。もうかなり前の作品なのに、私を含めて2人しか借りた形跡がないんです!だから、本そのも...
1Q84O1さんの本棚からです。ちょっと、グロさを読書に求めてもいいんじゃないか…?しかも、かなりエグイらしい…そんな読書もしてみようか、そして図書館ですんなり閉架書庫から出してもらったんです。もうかなり前の作品なのに、私を含めて2人しか借りた形跡がないんです!だから、本そのものもキレイなんです。でも内容はかなり、かな~り、ヤバかった…!! こんなことが書かれている作品は初めて!逆に、こんな作品でも本になる??って(失礼!でも感心しているのです!!)思っちゃったり、でも先が気になるんで、一気にとはさすがに無理だったけれど読めちゃったんですよねぇ…。この作品を読めた私ってスゴイ!!でもなぁ…もう一度読もうとは思えない、強烈で過激すぎるから(大汗)。いつもとかなり、全く違う読書時間を求めてみたい読書家さん、そしてエグイのなんて全然、余裕でOKな読書家さんのみ、手にしてみてください。無理にはすすめられません…。
Posted by
これは酷い(褒) 覚悟を決めて挑む事をお勧めする笑 もちろん褒めてます。 ほとんどが『異形コレクション』に掲載されていた作品らしい。 ●にこやかな男 異形コレクション14『世紀末サーカス』 ●新鮮なニグ・ジュギぺ・グァのソテー。キウイソース掛け 異形コレクション9『グ...
これは酷い(褒) 覚悟を決めて挑む事をお勧めする笑 もちろん褒めてます。 ほとんどが『異形コレクション』に掲載されていた作品らしい。 ●にこやかな男 異形コレクション14『世紀末サーカス』 ●新鮮なニグ・ジュギぺ・グァのソテー。キウイソース掛け 異形コレクション9『グランドホテル』 ●異形家の食卓1 大根 書き下ろし ●オヤジノウミ 異形コレクション11『トロピカル』 ●邦夫のことを 青春と読書 1999年8月号 ●異形家の食卓2 試食品 書き下ろし ●三人 異形コレクション15『宇宙生物ゾーン』 ●怪獣ジウス 異形コレクション12『GOD』 ●俊一と俊二 異形コレクション4『悪魔の発明』 ●異形家の食卓3 げてもの 書き下ろし ●塵泉《ごみ》の王 ホラー・アンソロジー『おぞけ』 (初版掲載より) 異形コレクションのテーマを見ると、なるほどと思う。 田中啓文はこのテーマでこの発想が浮かぶのか……すごい想像力(;・∀・) もちろん褒めてます。 もうとにかく汚い・エグい・グロい・エロい・臭い(気がする)駄洒落が酷い。 表紙の可愛さに惑わされる事なかれ。 相当の覚悟が必要です(^▽^;) もちろん褒めてます。 中でも1番グロいと思った作品は「オヤジノウミ」かなぁ……。 忌名島と言われる「毒島」の周囲には、その名の通り毒に侵された魚しか獲れない。 そんな島で、1人の少年が保護された。 彼は2年間、たった1人で生きながらえていた。 何もないこの島で、少年は何を食べていたのだろうか……。 悩みましたが、これがベスト・オブ・グロ賞ですね笑 思い出したくないけど、頭にこびりついて離れない……。 朝井リョウ作品「正欲」の如く「読む前の自分には戻れません」。゚(゚ノ∀`゚)゚。笑 もちろん褒めてます。 1番好きな作品は『俊一と俊二』1択!ヽ(´▽`)ノ♡ 里里香《りりか》の婚約者である俊一は人造人間の研究をしている大学院生。 彼は人間の心を持った人造人間を完成させるため、大学を辞め、雪深い山中の洋館に引き籠る。 この不気味な洋館は、元々狂人の子爵が持ち主だという。 里里香《りりか》が訪れると、出迎えたのはブリキの化け物だった……。 この話、すごく好き߹ㅁ߹)♡ エログロなだけではない魅力が練り込まれている。 エログロ抜きでも描けたのでは?と思ってしまうが、それでは田中啓文らしくないのだろう笑 終わり方まで完璧♡ 読む方に考えて欲しいのが『新鮮なニグ・ジュギぺ・グァのソテー。キウイソース掛け』を食べたいかどうか。 とあるホテルレストラン「オールド・ガストロノミ」のヴァレンタイン・デー特別料理であるこの一品。 希少な食材を使用するため、大勢に知られたくないメニューである。 グルメ評論家もうなるこの料理、皆は食べたくなるのかな……(*´ч`*)♡ グロに飢えてる方は、グロメーターがMAXになる事請け合い! 斬新な田中啓文ワールド、ご賞味あれ。 褒めまくりだな笑
Posted by
エログロナンセンスを読みたくなって適当に探したら見つけた本。 どぎつさにクラクラしました。とにかく気持ち悪い。汚物食いにぐちゃぐちゃした粘度が高いグロのオンパレード。悪食にもほどがあります。どれも嫌だけど先二作が特に嫌でした。キウイソースとかおぞけがする。 とにかくぐちゃぐちゃで...
エログロナンセンスを読みたくなって適当に探したら見つけた本。 どぎつさにクラクラしました。とにかく気持ち悪い。汚物食いにぐちゃぐちゃした粘度が高いグロのオンパレード。悪食にもほどがあります。どれも嫌だけど先二作が特に嫌でした。キウイソースとかおぞけがする。 とにかくぐちゃぐちゃでした。鳥肌が立つような、とりあえず嫌悪感が溢れる嫌なものを集めた感じです。ひえっ。 読み終わったあと本をさわりたくない感じ。わりとエログロナンセンスは好きですがこれはしんどかった。 朝の通勤電車で読むものではなかったー!! はじめて読むのをやめようかとおもった!笑
Posted by
き…気持ち悪い…ここまでまんべんなくきもい小説を初めて読んだ…。1話目からものすごいきもさと不快感でこれ大丈夫かなと思ったけどだんだん慣れてきて最終的には結構楽しめました。1話目は虐待みたいな描写が見ていられなかったけど、それ以外は面白かったです。めちゃくちゃ気持ち悪かったけど!...
き…気持ち悪い…ここまでまんべんなくきもい小説を初めて読んだ…。1話目からものすごいきもさと不快感でこれ大丈夫かなと思ったけどだんだん慣れてきて最終的には結構楽しめました。1話目は虐待みたいな描写が見ていられなかったけど、それ以外は面白かったです。めちゃくちゃ気持ち悪かったけど!!さすがに昼休みご飯食べた後に読む気にはなれなかった…。人におすすめはできませんが、グロ耐性のある方は挑戦してみては。
Posted by
なんとも形容しがたい読了感です。 スプラッタものは結構平気なのですが、この作品は別の次元でしょうか。 雰囲気にのまれて気持ち悪くなります。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
グロテスクで悪趣味極まりない「ホラー」の短編集。11篇収録中、6篇は「異形コレクション」で発表されたもの。 当時人気だったTV番組をパロったかのような書籍のタイトルからもわかるように、収録作品には「食べる」という行為に関連したものが多い。それは美食ブームへの強烈な風刺であったり、カニバリズムをブラックな笑いで包んでいたりするのだが……この作者、「食べる」事に何らかのオブセッションがあるんじゃないかとすら思ってしまう。 タイトルにはこの作家の、もう一つの大きな特徴が現れている。「ダジャレ」である。腰が砕けそうになりつつも、それがかえって悪趣味度を高めていたりもするから侮れない。 粘液度(血液、体液、吐瀉物、汚物etc……)の高いナスティな作品を好む、興味のある方には愉しめると思われるが、食後すぐの読書はやはり止めた方がいい、と思う。 この頃の著者の作風が好きだったので収録作は全体的に気に入っているが、特に巻頭の「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け」は極私的日本のホラー短編小説のベスト10に入るほど。 ……著者も最近はこの手の作品から離れ気味のようだけれども。
Posted by
いやあ、すばらしいゲテモノたちでした。 おいしかったです。 グロ大好き人間ならとっても美味しい料理。 人間は何でも食べれますからね餓鬼のように。 毒を食らわば皿までってねいいますからね。 ひーっひっひっひっひっひっひっひっひっひ。
Posted by
ほとんどは「異形コレクション」に収録されている作品。そこに書き下ろし部分が加わって、なんともすごいことに(笑)。 とにかく、「気持ち悪い」。食事中には読めないね。だけどかなりホラー度強いわりには相当ギャグの部分もあって、結局感想としては面白かった。万人におすすめ、てわけにはいかな...
ほとんどは「異形コレクション」に収録されている作品。そこに書き下ろし部分が加わって、なんともすごいことに(笑)。 とにかく、「気持ち悪い」。食事中には読めないね。だけどかなりホラー度強いわりには相当ギャグの部分もあって、結局感想としては面白かった。万人におすすめ、てわけにはいかないけれど。
Posted by
臭いと生理的に気持ち悪いものが、リアルに想像できる言葉のオンパレード。 汚物とかグロに抵抗なければ、ものすごく楽しめる一冊です。 きっと、ちくわぶとか、ナタデココみたいなんでしょうね…。
Posted by
年に1回バレンタインの日だけに供される特別料理の食材とは?(「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース掛け」)ブラックな笑いとグロテスクな恐怖に彩られた異色短編集。
Posted by
- 1
- 2