山梔 の商品レビュー
阿字子の叫びに心打たれます。作者の野溝さん自身の叫びのようにきこえます。 これが一九二十年代の作品だなんて。いつの時代も文学少女というのはいるのですね。 阿字子の姉の緑さんの犠牲の精神にも、頭が下がります・・ツッコミもしましたけど。
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18歳くらいに出会いました。その後、江国さんの「きらきらひかる」に出会うまで、人生ベストワン書籍の座に。乙女であることの残酷さ・純粋・我侭など、ロリィタ心を満たしてくれた本。あの時に出会えて本当に良かった。
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阿宇子は不可ない、不可ない子ですのよ。 と言ってばかりいるような印象。 でもいいなあ、日本の昔の小説は本当に美しい。
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