「過労死」が頭をよぎったら読む本 の商品レビュー

昇幹夫(著者)

2017/01/22

・他人と比較してばかりで、やりたいことも遠慮してやらず、絶えず他人の評価ばかりを気にして生きていなかったか？神様はきっというだろう。「君には人生を楽しんで生きることができるよう、ある程度の才能と体力を与えた。そしてそれを発揮できるよう、多くのチャンスも与えた。そして困ったとき、必要なときにはちゃんと必要な人、ソウルメイトとでもいうべき友人たちにも出会えるようにしておいた。それを十分生かしたかね？」今からでも決して遅くはない。人生はいつだってこれからだ。何度だって敗者復活の機会はある。人生に遅すぎるということはない。いつ気がつくかということだけだ。

・いつまでもあると思うな親と金。ないと思うな運と災難。人間万事塞翁が馬、何が転機になるか、わからんないものだ。

・誰でもいうようにプラス思考、前向き、パッパラパーの楽天家が一番。くよくよするもケラケラするも一生だ。50歳でまだ50と思うか、もう50と思うかの違い。100歳まではみんな10代だと思ったらいい。◯十代と◯を言わなきゃいい。誰だってみんないろんな仮面をつけていろいろな舞台で踊っているのがあなたの人生。ところが大根役者はどこでも同じ顔、ところが名優はワルもいい役も真夜中は別の顔も持つ。まじめな人はどれがホントの顔かと悩む。だからいけない。人はもともと多面体。どこから光を当てるかでいろんな顔が出てくる。富士山だって見る角度で形が違う。どれがホントの富士山なんてことはない。それと同じでどれもあなただ。せっかくの人生、名優になってごらん。

・あなたが変われば、周りが変わる。ちょっとした考え方のクセ、誤った思い込みが病気を作る。もっと非まじめにいこう。いつか変わるといってるあなた、いつかってサムデイ？1週間をいってごらん。サンデイ、マンデイ、チューズデイ、ウェンズディ、サーズディ、フライデイ、サタデイ。どこにサムデイはあるか？そんな日はないんだ。

・人はありがとうの数だけ賢くなり、ごめんなさいの数だけ優しくなる。余命3日のとき、遺書に金持ちになりたいなんて誰も書かない。あの人にありがとう、この人にごめんなさい、そんな気持ちになる。あと3日だったらできることが、一生かかってどうしてできないのだろう。