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オペラ座の怪人 の商品レビュー

3.7

91件のお客様レビュー

  1. 5つ

    21

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2015/08/29

オペラ座の怪人は、なんとなくあらすじを知っている程度。 音楽の天才で、でも顔が醜いゆえに素顔を見せずにオペラ座の地下で暮らすエリック。 ラストぎりぎりまでは無理矢理クリスティーヌを連れて行こうとしたり、全てエリックに操られているような感じ、不気味でいかにも怪人という風に思っていた...

オペラ座の怪人は、なんとなくあらすじを知っている程度。 音楽の天才で、でも顔が醜いゆえに素顔を見せずにオペラ座の地下で暮らすエリック。 ラストぎりぎりまでは無理矢理クリスティーヌを連れて行こうとしたり、全てエリックに操られているような感じ、不気味でいかにも怪人という風に思っていたのですが、最後にクリスティーヌは自分を愛してくれないと諦めようとするところがすごく人間くさいと思った。 金田一少年の事件簿でオペラ座の怪人をモチーフにした話の中の「地獄の業火に焼かれながら、それでも天国に憧れる」というような台詞が好きだったのですが、こちらにはないんだな〜。あるものだと思い込んでました。

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2015/05/11

映画と舞台から入って読みました。どこに盛り上がりがあるかよくわからず、ダラダラと続く小説だなーというのが第一印象。古典だから余計そう思うんだろうな。 これを読むと、舞台や映画がいかにこの小説を元に綺麗に纏められているかが良くわかりました。時間を置いて、また読んでみようと思います。

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2015/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前映画を見たことがあったのとフィギュアスケートでたくさんの人がこの曲で踊ってたので読んでみた 映画ではどうしてもぶつ切りなのが小説では丹念に描いてあってなるほどこういうストーリーだったのかと思った。 でもちょっと古い小説のせいなのか途中中だるみするのと 「オペラ座」の舞台裏で起こる事件だから文章だけではわかりずらい写実的な表現があって映画を見た後にこれを読んで正解だったように思う

Posted byブクログ

2014/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

オペラ座の支配人モンシャルマン、リシャール就任の日に殺害されたオペラ座の道具係。前任の支配人からオペラ座の怪人について聞かされるモンシャルマン、リシャール。怪人に予約された5番ボックス席。案内係のジリー夫人が怪人と関係あると考えて解雇するが。新たな歌姫クリスティーヌ・ダーエと彼女に恋するシャニー子爵ラウル。オペラ座の女優カルロッタが舞台上で喉をおかしくした日、落下したシャンデリア。ジリー夫人の代わりに雇われた案内係の死。クリスティーヌが謎の人物と会話しているのを聞き調べ始めるラウル。クリスティーヌの失踪。謎のペルシャ人とオペラ座の地下に向かうラウル。

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2014/08/17

一気に読んでしまいました。。。。。 この前観たDVDで、ファントムの事をもっと知りたくて読んだわけですが、この1冊からあの映画が出来たと思うと、鳥肌ものです。。。 映画の1つ1つのシーンにも意味があることがわかって驚きました。 パリのオペラ座に行くなら、ガイドBookで...

一気に読んでしまいました。。。。。 この前観たDVDで、ファントムの事をもっと知りたくて読んだわけですが、この1冊からあの映画が出来たと思うと、鳥肌ものです。。。 映画の1つ1つのシーンにも意味があることがわかって驚きました。 パリのオペラ座に行くなら、ガイドBookではなく絶対にこの本を持って行きます。。。

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2014/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・怪人、どんだけ歌うまいのよ!!(笑) ・はじめ、出てくる奴が全員ワガママ&自分勝手すぎて、「やっぱフランス人とは仲良くなれない!」と思いながら(笑)読んでた。 ・でも、そのエゴイストな人物たちが、この物語を通して、終盤、ほんの少し、相手にふっっと思いを添わせる。。。真意はわからない。上辺だけなのかもしれない。その一瞬だけなのかもわからない。わからないくらい、かすかな描写。 ・でも、わずかばかりの思いやりを感じたエリックは、嬉しくて嬉しくて、ホッとして、そのまま自殺してしまう。 ・孤独が癒されたとたん、エリックには、横暴に振る舞う快感を得つづけたいという怪人的欲望が、ちっとも湧き出てこなくなった。ライバルを殺してでも手に入れたいクリスティーヌが、永遠に自分のもとに来ないとわかったのに、心が満ち足りている。その焦り、混乱。 ・僕のさみしさを思い計って欲しいという、ほんとうの渇きが癒された後、、、手当たり次第の暴挙をやめ、別の生き方をはじめるには、エリックはあまりに疲れすぎていた。もう、無理だったんだ。 ・幸せになりたい、満ち足りたい、その境い目に立ち往生し、生きる力の迸り先を見失った人に、どう手を差し伸べたら良いかわからない。悲しいな、と思った。

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2014/03/31

Linker No.20  農学部3年  trumpetさん 19世紀末のパリ。ある夜、オペラ座の若手歌手クリスティーヌは舞台を無事に務め、拍手喝采をあびる。彼女は音楽の天使の指導により、歌唱力をつけていたのである。一方、オペラ座の舞台裏では、奇々怪々な出来事が続発していた。オ...

Linker No.20  農学部3年  trumpetさん 19世紀末のパリ。ある夜、オペラ座の若手歌手クリスティーヌは舞台を無事に務め、拍手喝采をあびる。彼女は音楽の天使の指導により、歌唱力をつけていたのである。一方、オペラ座の舞台裏では、奇々怪々な出来事が続発していた。オペラ座の怪人の仕業と噂されるがこの男は一体何者なのか…。少しホラーテイストではありますが、燃えるような愛と深い悲しみが描かれた物語です。映画やミュージカルとしても人気のある作品ですが、それぞれ少しずつストーリーが異なっています。これらを観たことがある方はぜひ違いを楽しみながら読んでいただきたいです。

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2014/01/17

かなり前に読んだけど、昨日劇団四季のミュージカル見てきたので再UP。 色々回収していない伏線とか大雑把なところとかあるけれど、ネタが好み。 頭が良くて才能があるのに本人がどうしようもない理由(性別とか外見とか)で思うように生きられない話はry

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2013/04/03

ミュージカルでお馴染み。 ある新聞記者が、オペラ座にまつわる怪奇現象と、それに関わった人々の数奇な運命を調査し、真実を明らかにしていく形式をとっている。 壮大な推理物として読むこともできるが、怪人とクリスティーヌ、ラウルの悲恋として読むこともできる、まさに怪奇ロマン。 恋愛は心の...

ミュージカルでお馴染み。 ある新聞記者が、オペラ座にまつわる怪奇現象と、それに関わった人々の数奇な運命を調査し、真実を明らかにしていく形式をとっている。 壮大な推理物として読むこともできるが、怪人とクリスティーヌ、ラウルの悲恋として読むこともできる、まさに怪奇ロマン。 恋愛は心の投げ合い。取り損ねれば粉々に砕ける脆いもの。理解がなければ始まらない危険な遊び。でも、ちゃんと投げれば、必ず相手は受けとめてくれる。 怪人の心はその投げ合いに耐えきれないほど繊細で純粋だった。

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2013/01/23

映画を鑑賞後、そのままなだれ込むように原作へ!訳が苦手だったのか、本作の味なのか、何度も何度もツッコミをいれてしまいました…。 ファントムの生活感溢れる台詞や行動、なんともいえない手作業感、クリスティーヌの心情、などなど。 けれどファントムはとても魅力に溢れているし、展開に胸を...

映画を鑑賞後、そのままなだれ込むように原作へ!訳が苦手だったのか、本作の味なのか、何度も何度もツッコミをいれてしまいました…。 ファントムの生活感溢れる台詞や行動、なんともいえない手作業感、クリスティーヌの心情、などなど。 けれどファントムはとても魅力に溢れているし、展開に胸を躍らせながら読めました。 別な訳も読んでみたいです。

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