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フジ子・ヘミング の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2023/05/15

図書館本。ベルリン生まれロシア系スウェーデン人の父 ピアニストの母。5才で帰国30才東京芸大を経て ドイツ留学バーンスタイン支持のもとリサイクル予定も 直前に耳の聴力を失う。その後母の死去により帰国 ピアノ講師に半生をNHKに取り上げられる。 猫好きの92才になった彼女のラ.カン...

図書館本。ベルリン生まれロシア系スウェーデン人の父 ピアニストの母。5才で帰国30才東京芸大を経て ドイツ留学バーンスタイン支持のもとリサイクル予定も 直前に耳の聴力を失う。その後母の死去により帰国 ピアノ講師に半生をNHKに取り上げられる。 猫好きの92才になった彼女のラ.カンパネルラに涙ぐむ

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2019/11/01

フジ子さんの選びとる言葉の数々がいちいち素敵。とっても波乱なのだが、フジ子さんのフィルターによってろ過されて、今のフジ子さんがあることが、とってもよくわかる。

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2016/12/03

途中に挿入される日記、絵日記が美しくて。 スクラップブックのような日もあれば、アルバムのような日もあれば、ただ文字が書いてあるだけの日もあるその文字が、踊っているようで感情豊かで。 地の文は日本語で、固有名詞はドイツ語で、そのどちらもが絵のように優雅。文字としては、あまり見たこ...

途中に挿入される日記、絵日記が美しくて。 スクラップブックのような日もあれば、アルバムのような日もあれば、ただ文字が書いてあるだけの日もあるその文字が、踊っているようで感情豊かで。 地の文は日本語で、固有名詞はドイツ語で、そのどちらもが絵のように優雅。文字としては、あまり見たことのない、この人にしか書けない文字ってこういうことなんだろうって、MSゴシックで文字を打ち込みながら思うのです。 内容は、天賦の才能と、人との縁と、お金の話。 自分の才能を信じることができた人。 彼女の才能を高く評価してくれる超一流の人と、醜い嫉妬で彼女の足を引っ張る人の両極端の「縁」。 そして、お金。お金、お金、お金、、、、、、お金って単語、何回出てきたかな?人生のほとんどをお金にこんなにも苦労して生きながら、あくまでも心は清貧で。 「こころの清らかな人々がわたしの演奏を受け入れてくれる」 「わたしは、いつも純粋無垢のままでいることに努めました。それは、若いときほど難しいことではありません。」

Posted byブクログ

2013/04/07

さらっと読めます。 戦争中の日本でハーフとして、また片親に育てられ、成人してからも父親からは会うのを拒否された・・・ 本人も何度も書いていますが・・・ よほど苦労したんだね。 遅かったけど、花開いて、本当に良かった。

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2010/10/02

彼女の腕は年々落ちていると言われていて、確かにミスタッチも多い。 だけど、私はそんなことは全く気にならない。 彼女の弾くリストは深みがある。 技術だけでいえばもっと上手い人はいるけれど、聴いて鳥肌が立つピアニストはそういない。やっぱりリスト弾きで彼女にかなう人は現在でもいないと思...

彼女の腕は年々落ちていると言われていて、確かにミスタッチも多い。 だけど、私はそんなことは全く気にならない。 彼女の弾くリストは深みがある。 技術だけでいえばもっと上手い人はいるけれど、聴いて鳥肌が立つピアニストはそういない。やっぱりリスト弾きで彼女にかなう人は現在でもいないと思う。 その理由がわかる本。 壮絶な人生があったから、あの繊細な音が出せるんだと思う。 自分の生ぬるさが身に染みる。 つらいときに読もう。まだまだって思える。

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2009/10/29

 その、揺るぎ無い自我と自信に、感動する。同時に、所詮自我のない自分には、ピアノにしろ小説にしろ、ホンモノは生み出せないのかと自信喪失した。

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2009/10/10

女の人はやはり強いな〜と思いました。 天才とは 誰もが認めてしまうんだ。ほんとにそんな人いるんだと思った。 この人のピアノ 聞いてみたい。 でも8匹も猫飼ってるんだとか、恋多き人だったんだとか意外な一面も知ることができました。

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2009/10/04

映画や小説の主人公の様な人生。クラシックに対する見方が和らいだ。後半に載っているイラストが素敵すぎる。

Posted byブクログ

2009/10/04

彼女の人生を自分で綴ってらっしゃる 耳が聞こえなくなるというハンデを乗り越え、ピアニストとしてひたむきにがんばる姿は感動 しかしながら疑問は、なぜ彼女が「MONSTER」でEDを歌っているのかということ ピアノならまだしも歌を歌うなんて・・・

Posted byブクログ