エタニティ(Ⅲ) の商品レビュー
TOKYOジャンクシ…
TOKYOジャンクシリーズ完結。黒龍会総長の息子と間違われ、さらわれた柾。貴之と草薙は救出するため敵のアジトに潜入するが・・・。番外編「春にして君を離れ2」がとてもせつなくて、このシリーズの中で一番好きなお話でした。
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謎の華僑組織「猫」に…
謎の華僑組織「猫」に人違いで拉致された柾だったが、彼の身元を知った「猫」の首領は柾の命を盾に四方堂財閥を脅迫し・・・。シリーズ本編完結です。柾と貴之はどうなってしまうのかは読んでのお楽しみ♪はげしく感動です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
誰だかわからない人物に人違いで拉致された柾。 すっかり行方がわからなくなって、気をもむ貴之であったが、四方堂のためにもそれを悟られてはいけない、と気丈に日常生活を送るよう心がけていた。 そんな中、柾が謎の華僑組織『猫』に拉致されたことが判明する。 だが、彼の身元を知った『猫』の頭領・火獅は、柾の命を盾に、四方堂財閥を脅し始める。 そんな中、貴之の手元に、火獅から柾の指とおぼしきものが送りつけられる。 それに怒った貴之は、草薙と一緒に柾を救出するために、敵アジトに人身売買の客として潜入することを決める。 そこで、貴之は恐るべき光景を目にすることになる。 という話でした。 最初は、なるべく理性的に振る舞おうと、頑張っていたけれど、最後は指を見て、ぷっつんしちゃって、暴力で情報屋を吐かせようとしたり、秘書の中川に止められたにも関わらず、柾を助けに向かってしまったり。四方堂財閥のために必要な縁談を断ってしまったり。で大暴走。 そして最後は、二人無事に助かった後に、二人きりで逃避行をしてしまうなんてやりたい放題。 けれど、最後には柾がつらい決断をして、離れ離れ。 まぁ、柾は独立するための「二年」と言っているけれど、その二年が終わる前に物語が終わってしまうので、ちょっと不完全燃焼! どうせなら、しっかりとラブラブな状況で終わってほしかったなー……と思うんですけど、それはそれ、ですかね。 かなり大人な終わり方をしているので、それがつらい、といえばつらいのかもしれません。 でも、これの続きもきちんとあるので、それが読みたい方は買って読むことをオススメします!
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