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無間人形 の商品レビュー

4.1

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

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  3. 3つ

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ストーリーの流れも良…

ストーリーの流れも良く、同シリーズでは秀作だと思います。シリーズを読んだ方はご存知でしょうが犯人への俯瞰的な視点と主人公である鮫島への2つの視点は同シリーズの「新宿鮫」から続いていますが本作は緊迫感が一段上な気がしますね。。。

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今回は覚せい剤がらみ…

今回は覚せい剤がらみ。追い込まれ、自ら覚せい剤におぼれていく製造側の人間の心理が巧みに描かれており、人の弱さを突きつけられる。

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新宿の若者の間で「ア…

新宿の若者の間で「アイスキャンディ」と呼ばれる覚せい剤が売られた。密売ルートを追いかける鮫島。展開が読めなくて、ドキドキしながら読みました。

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新宿鮫シリーズ第四弾…

新宿鮫シリーズ第四弾。新型覚醒剤を巡る団体の攻防を描く。直木賞受賞作品。

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直木賞受賞作。「屍蘭…

直木賞受賞作。「屍蘭」よりはいいが、やはり、ⅠとⅡには勝てない。とうとう青木晶の昔のバンド仲間が出てきた。死んでしまったが。仕事柄、地方に行くことが多いが、確かに地方都市には地方都市独特の風習があり、絶大なる権力者がいる。そこらへんを絡めたかったのだろうが、登場人物が多すぎたので...

直木賞受賞作。「屍蘭」よりはいいが、やはり、ⅠとⅡには勝てない。とうとう青木晶の昔のバンド仲間が出てきた。死んでしまったが。仕事柄、地方に行くことが多いが、確かに地方都市には地方都市独特の風習があり、絶大なる権力者がいる。そこらへんを絡めたかったのだろうが、登場人物が多すぎたのでは?という気がする。

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2023/09/13

地位と名誉があっても、心を埋められないことがある。 長編なのに、読者を飽きさせることない話の展開、伏線回収、扱う事件はそこまで大きくないのに、迫力満点だった。 読み返して2回目

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2022/07/20

「あとがき」を読んで腑に落ちる。作家がこのシリーズでやりたかったことは確かに実現されている。 ただ、確実にバブルの能天気さが作品全体に影を落としているような感覚があって(すいません、当方、バブルの蜜を吸ったことがないので、正しくは前の世代の描写と言うべきかも、です)、扱っている内...

「あとがき」を読んで腑に落ちる。作家がこのシリーズでやりたかったことは確かに実現されている。 ただ、確実にバブルの能天気さが作品全体に影を落としているような感覚があって(すいません、当方、バブルの蜜を吸ったことがないので、正しくは前の世代の描写と言うべきかも、です)、扱っている内容・材料はもっとシビアなはずなのに、現在から読むと微妙に上滑っている。 本当は何も考えずに楽しく読ませないといけないのに、妙にシリアスな題材を扱った結果、今から読むと若干中途半端な感じもなくはない何世代か前の作品に、現在の、そして今後の読者が素直に乗れるか?ということに尽きるかな。

Posted byブクログ

2021/08/21

20年経った今でも古さを感じさせず、先が読めず、一気に読まされてしまう。たまらなく悔しいし、たまらなく楽しい。鮫島が執拗においかけるアイスキャンディ。見た目のオシャレさとは裏腹にブツは物騒な覚醒剤。麻取とバッティングしてしまう事件に、一歩もひかず、独自に真実へとたどり着くしぶとさ...

20年経った今でも古さを感じさせず、先が読めず、一気に読まされてしまう。たまらなく悔しいし、たまらなく楽しい。鮫島が執拗においかけるアイスキャンディ。見た目のオシャレさとは裏腹にブツは物騒な覚醒剤。麻取とバッティングしてしまう事件に、一歩もひかず、独自に真実へとたどり着くしぶとさ。決して正義を振りかざすわけではなく、だけど、譲れないものは譲らず、おもねらず、突き進む。彼の信念の強さは決して「警察官」であることではない。対する香川家の坊ちゃん兄弟。彼らのことを鮫島は理解できないと言い切った。それがいい。

Posted byブクログ

2021/06/25

ない事はないであろう…覚醒剤の話。 終盤のハラハラ感はたまんない。そういう意味では新宿鮫は中毒性があるのだろうな。やめられない。 ラスト…麻取の潜入捜査官…あなたでしたか。ほっとして力が抜けました。 鮫島のせい?で昌がこんな目にあって、昌と鮫島…これからどうなるんだろう。 ...

ない事はないであろう…覚醒剤の話。 終盤のハラハラ感はたまんない。そういう意味では新宿鮫は中毒性があるのだろうな。やめられない。 ラスト…麻取の潜入捜査官…あなたでしたか。ほっとして力が抜けました。 鮫島のせい?で昌がこんな目にあって、昌と鮫島…これからどうなるんだろう。 次が楽しみです。

Posted byブクログ

2020/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

待ちに待った直木賞、新宿鮫4弾。キャンディーをめぐる密売、本家に対する深い溝。景子への愛情が分家であることで一線を引く苦痛。この確執が際立って表現されていた。密売ルートを解明するため鮫島が奮闘するが、今回は晶がヤクザからぶん殴られる危険な状況に。間一髪で晶を守るが、元バンド仲間が死亡する展開。今回もハラハラ、ドキドキで、600ページ越えでしたが、全く飽きずに読了。マトリと警察の関わりが微妙で、これも刑事物の醍醐味かなぁ。晶のバンドが今後売れていくのか?新宿鮫シリーズはまだまだあるので楽しみです‼️

Posted byブクログ