きみたちの今いる場所 の商品レビュー

大久保孝治(著者)

2009/10/04

「個人の存在の意味というものは、個人の内部にあるのではなくて、個人と社会（他者）との関係の中にあるのです。」P.128
　　■言い切った。
「自己イメージを構成する四種類のもの（１名前、２性別、３集団・役割、４性質・性格・願望）」P.130

幼児はナルシシスト「子どもの自己イメージは「親から見た子ども」のコピーなのです」P.139

「自己イメージは他者との共同制作物ですから、あなたひとりだけで自己イメージを変えることはできません。」P.147

「「よい子の親」であることがその人（親）自信の自己イメージの重要な要素なのです」P.148

「一般に子どもが父親の職業を軽蔑したり、父親を嫌いになったりするのは、母親が夫に対してそういう気持ちをもっているからです。それが子どもにコピーされるのです。」P.150脚注

「「勉強ができる」ことは学校という場所ではもっとも高く評価される能力です。」P.150脚注
　　■私が学校という場に身を置く理由でもある。「学業」という私のアイデンティティに『やさしい』この場を好むのである。

□そのほかおぼえ書き
ソフィーの世界・哲学者からの不思議な手紙　名前について　女子高生・セックス＝愛情、セックス＝労働、暗黙の規範