ドラゴンフライ(上) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ミール宇宙ステーションや、スペースシャトルについてはニュースで見るくらいで詳しく知らなかったので、この本の内容には衝撃を受けた。最先端の宇宙のミッションがこれほど泥臭い状況になっているとは。。そういうところが読めて知れてすごく楽しく読めた。特に後半は緊迫感があって読みごたえがあった。 ほんと世の中の最先端といえどもニュースに出てるくらいを見ていても、全然現実を知ることはできないと実感した。
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宇宙飛行士へのインタビューという話だと立花隆の「宇宙からの帰還」を思い出すが、随分と読書感が違うものだ。それだけ宇宙が身近になってきたということか。内容は面白いのだが話が詳細に込み入ったまま連続して読みにくい感があり、図表、年表をちりばめて読みやすくなっていれば、優れた科学ドキュ...
宇宙飛行士へのインタビューという話だと立花隆の「宇宙からの帰還」を思い出すが、随分と読書感が違うものだ。それだけ宇宙が身近になってきたということか。内容は面白いのだが話が詳細に込み入ったまま連続して読みにくい感があり、図表、年表をちりばめて読みやすくなっていれば、優れた科学ドキュメンタリーになっていたのにと悔やまれる。
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アメリカやロシアの宇宙当局とも言えど、人間関係のごたごたやカネの問題や心理的なサポートの不備が多くあった、というルポ。(過去形じゃないのかもしれない。) スペースシャトルでの短期間の詰め込みミッションと、長期滞在型のミールやISSは全然違う。悪く言えばたいして考えもせずどんどん送...
アメリカやロシアの宇宙当局とも言えど、人間関係のごたごたやカネの問題や心理的なサポートの不備が多くあった、というルポ。(過去形じゃないのかもしれない。) スペースシャトルでの短期間の詰め込みミッションと、長期滞在型のミールやISSは全然違う。悪く言えばたいして考えもせずどんどん送り込んでたくさんの失敗があったし、よく言えば試行錯誤で学んできて、いまも上空のISSで多くの進みつつ戻りつつがあるんだろう。 ミールやガガーリン後のロシアの宇宙開発のことはほとんど知らなかったので、それだけでも面白い。
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発売当時この本をどーしても読みたくて、でもお値段が高いのでものすごく躊躇したなあと。思い切って買ってみて大正解でしたが。遠い宇宙の彼方でも政治的謀略が渦巻くってすんげーコワイヨ!!あまりの怖さにこれがノンフィクション、って実は今でもちょっと信じたくない自分がいる(苦笑)
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