新編・風雪のビヴァーク の商品レビュー
想像を超えた壮絶な記録でした。 書籍としては山岳会への寄稿文が大半で、行ったことのある山では第二次世界大戦ころの登山風景が想像できてそれはそれとして楽しめました。 そういった寄稿文から書籍の最後へ向かい有名な遺書の記載となる訳ですが、文字にできぬ色々な思いが湧いてしっかりと私の胸...
想像を超えた壮絶な記録でした。 書籍としては山岳会への寄稿文が大半で、行ったことのある山では第二次世界大戦ころの登山風景が想像できてそれはそれとして楽しめました。 そういった寄稿文から書籍の最後へ向かい有名な遺書の記載となる訳ですが、文字にできぬ色々な思いが湧いてしっかりと私の胸に刻みこまれました。
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アルピニスト、松濤明の登山記録。 冷静にして、情熱をこめて山に向かい合った彼の気持ちが伝わってきた。 そして彼が迎える最期の時。 残された記録は、最後まで静かにその時を迎える。
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1949年1月、 風雪の槍ヶ岳に消えた、稀代のアルピニスト松濤明。 彼の登山史に残した足跡を追いながら、最後の山へと向かう。 この本は、彼の登山記録、論文などで構成されています。 とても読みづらいのに、最後まで読み通してしまう。 彼の山への想い、奔放な登り、姿勢の魅力のせいでし...
1949年1月、 風雪の槍ヶ岳に消えた、稀代のアルピニスト松濤明。 彼の登山史に残した足跡を追いながら、最後の山へと向かう。 この本は、彼の登山記録、論文などで構成されています。 とても読みづらいのに、最後まで読み通してしまう。 彼の山への想い、奔放な登り、姿勢の魅力のせいでしょうか。 最後の彼の冷静さ、強さも、彼ならば。と思える。 そんな本です。 1月6日 フーセツ 全身硬ッテ力ナシ、 何トカ湯俣迄ト思フモ 有元ヲ捨テルニシノビズ、死ヲ決ス オカアサン アナタノヤサシサニ タダカンシャ、 一アシ先ニオトウサンノ所ヘ行キマス。 何ノコーヨウモ出来ズ死ヌツミヲオユルシ下サイ、 ツヨク生キテ下サイ (裏表紙より)
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