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久世光彦(著者)
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むらさきの、囁きの猫、桃----お葉の匂いがとても良かった。友人に読んで欲しいなと思う。 前に挙げた二作は、物語の展開に感動した。珍しい。大抵文章に心動かされることが多いから、今回のは読み終わって、これはずるい!という感じで気持ちを持ってかれた。 囁きの猫がいちばん好き。
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頁の間から、爛熟した桃の甘やかで濃密な死臭が漂ってきそうな、官能的な短編集。久世さんは、穢れさえも美へと転化させてしまう。これだから、久世光彦はやめられない。