建築構成の手法 の商品レビュー
比例、幾何学、対象、文節、層、構成といった6つのキーワードから建築を見る。 書いてある文章をざっと読み、写真を見て納得したりしなかったりする、あるいはそのような形態に共通する「感じ」を考えるという読み方をした。 3,4章がためになるというかすぐにでもマネできそう。5,6は概念的な...
比例、幾何学、対象、文節、層、構成といった6つのキーワードから建築を見る。 書いてある文章をざっと読み、写真を見て納得したりしなかったりする、あるいはそのような形態に共通する「感じ」を考えるという読み方をした。 3,4章がためになるというかすぐにでもマネできそう。5,6は概念的なので最初に頭に浮かべるコンセプトっぽい。 理論に基づいた(?)形態の「きれいなもの」とその対応を学べる。これはある程度自分で設計をして、ディテールとか全体の感じ・まとめ方に悩みだしたころに読むべきものに感じる。 歴史も学べるので読むなら早めがいい気もしたけれど、そういうウキウキな時期に読み込みすぎて理論にはまっていくのもまた沼な気がする。そういうのが好きならそれはそれでよさそう。
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内容(「BOOK」データベースより) 本書は、近現代建築のみならず歴史的名作を含む豊富な実例を通じて、建築構成の基本的な手法を学ぶための基礎テキストであり、さらには実際の設計に際して、新たな構成手法を発見し展開するための刺激的なヒント集。 内容(「MAR...
内容(「BOOK」データベースより) 本書は、近現代建築のみならず歴史的名作を含む豊富な実例を通じて、建築構成の基本的な手法を学ぶための基礎テキストであり、さらには実際の設計に際して、新たな構成手法を発見し展開するための刺激的なヒント集。 内容(「MARC」データベースより) 近現代建築のみならず歴史的名作を含む豊富な実例を通じて、建築構成の基本的な手法を学ぶ。6つの基本的な建築構成概念、比例・幾何学・対称・分節・深層と表層・層構成に従って整理して考察する。〈ソフトカバー〉 目次 1 比例 2 幾何学 3 対称 4 分節 5 深層と表層 6 層構成
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この本はアクティビティを設計せよに続くエスキスシリーズ?にあたる本であり、古今東西の建築を構成している手法・原理などを大変多くの実例とともに示していて、この種の本としては最も優しいとは言えるのだが、はっきり言って設計の勉強を始めたばかりで、2冊目に読む本としては少々難しすぎる。種...
この本はアクティビティを設計せよに続くエスキスシリーズ?にあたる本であり、古今東西の建築を構成している手法・原理などを大変多くの実例とともに示していて、この種の本としては最も優しいとは言えるのだが、はっきり言って設計の勉強を始めたばかりで、2冊目に読む本としては少々難しすぎる。種々の建築史や構成原理を習う授業を経た後に読むといかに有意義な本であるかに気付かされるが、アクティビテイを設計せよに続いて勢いで買ってしまった当時はなんてつまらない本だろう、などと思っていた。つまる所、買っておけば機が熟した時に多いに大いに役に立つと言うことである。また、設計の課題を数多くこなしていくうちに行き詰まる事も多くなるが、その時に自分の設計手法に対して論理的な整理をつける(自分が表現しようとしていることはいったいどういう事であるのかということ)ための道筋となるだろう。そういう意味で自分としてはエスキスシリーズ?ぐらいのつもり。
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