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壊れかけていた私から壊れそうなあなたへ の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2021/02/16

この本を読んで 相談へ進むかもしれない。 自分が壊れる事があると思うかもしれない。 あの人は壊れそうかと心配するかもしれない。 身近には感じないけれど、世の中のピースを認識するかもしれない。

Posted byブクログ

2015/10/21
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※このレビューにはネタバレを含みます

 10年前の本(2015現在)。すでに知られている問題がほとんどだが、主題は、各自が自分に気が付き、人間性を磨くようにすれは乗り越えられると書かれている。  この点、よくわかる。哲学書によく書いてあることだが・・・自身を知ることとは他者を知ることであり、また逆もしかりだからだ。人間性の点では、新しく知った自分をどう相手・環境・周囲に伝えられるか(影響を与えるか)で深度が変わってくると思う。自分を知っても、他人に漏らさない人もいるのではないか。  私自身の想像では、本当に自身を知り、自己を得てなおかつ、人間性の宇宙に触れ自己を解放した人は、謙虚になり、無意識に周囲を助けていく人になると考えている。  各章で各問題の事例が示されているが、この問題が家族や自分に出てきたときは、自己を見直す絶好のチャンスだと思う。家族や自分に問題が発現した時点で、誰かが無理をしているのだ。自分が苦しいのはわかる。でもそれが起こった原因は、皆それぞれ背景や原因があることに気が付かないといけない。その問題や、背景・原因に気が付くタイミングも人それぞれであることも知らないといけない。  「人って0でなく、0であるしかないのか」とゲシュタルト崩壊しそうな位考えてしまった本だった。タイミングが良すぎたんだな。自分自身まだまだ未熟だと思った。 【概略】 回傷者カウンセラーとそのケアリングについて以下3つを挙げ、章別に書かれている。 ①DV  ②自虐行為としての性暴力 ③摂食障害 各章では具体的な相談やそのカウンセラー・施設に触れ、その背景にある問題と、そこまでへのアプローチと解決までが示されている。 (以下各章事例(大雑把で抜けがあります) ①家庭内暴力  攻撃者子:被害者親   攻撃者夫:被害者妻  ②自虐行為としての性暴力  SM 男でMされたい 女でS男とうまくいかない  露出欲望(男)  ③摂食障害  以下略  

Posted byブクログ

2015/02/18
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不登校、DV、自虐行為、摂食障害からの回復カウンセラーのルポ。 回復カウンセラーや相談者の苦しい思いや回復の過程での気持ちの変化が分かりやすく綴ってあった。 あとがきで著者も苦しんでいることが分かってそれを読んでまた苦しかった。

Posted byブクログ

2014/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何かで知って借りた本。回復者カウンセラーを紹介するような本。子どもの暴力や不登校、引きこもりに悩む父親、アルコールの夫からのDV、自虐行為としての性行為、摂食障害の4章。自虐行為としての性行為というのは初めて知ったなー。こういう人たちもいるのか、という感じ。ほんとにひどいことをされた人がいるのだ。この中でも断トツで話題にしにくいテーマだもんな。この本は2000年発行だから、その頃にはもうこういう団体があったのだ。それ以外はおなじみの、って感じ。

Posted byブクログ

2014/02/21

回復者カウンセラー(自分自身がその病気を克服した人)が病気を持った人に寄りそって、助けの手を差し伸べている。

Posted byブクログ

2011/05/07

内容は 『消された一家』を書いた人の本。 子から親への暴力や配偶者からの暴力とか 摂食障害とか、自虐のためにSMプレイにのめり込む人とか あと、何だったかなぁーんーっと とにかくハートが壊れそうになっていた人が 立ち直って回復者カウンセラーとなって 同じ苦しみを持つ人の相談にのっ...

内容は 『消された一家』を書いた人の本。 子から親への暴力や配偶者からの暴力とか 摂食障害とか、自虐のためにSMプレイにのめり込む人とか あと、何だったかなぁーんーっと とにかくハートが壊れそうになっていた人が 立ち直って回復者カウンセラーとなって 同じ苦しみを持つ人の相談にのってあげたりしている場がある ……とか、そういう事例の本。

Posted byブクログ

2015/11/08

DVサバイバーや摂食障害などにかつて苦しんだ人たちが回復して支援者になる「回復者カウンセラー」数名を取材したノンフィクション。 当事者でなければわからないことは確かにある。 けれどそれゆえの危うさも在るはずで、その辺りも書いてほしかった。 著者の思い入れが強すぎて、「経験者なら...

DVサバイバーや摂食障害などにかつて苦しんだ人たちが回復して支援者になる「回復者カウンセラー」数名を取材したノンフィクション。 当事者でなければわからないことは確かにある。 けれどそれゆえの危うさも在るはずで、その辺りも書いてほしかった。 著者の思い入れが強すぎて、「経験者ならわかってくれるはず」という考え一辺倒になっている。 危ういな。でてくる人たちが「当たり」なカウンセラーなのは本当だとしても。

Posted byブクログ