怪異の民俗学(2) の商品レビュー
「怪異」を中心にした基本文献集の第2巻「妖怪」編。単に 並べただけでなく解題やまとめ論が付随しているのは○。
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妖怪に関する、様々な民俗学の研究者の作品を集めたアンソロジー。 一つ一つは短編で読みやすい。 妖怪や生霊・死霊の分類や、地図から読み取る妖怪の発生など、様々な切り口で妖怪を説明しており興味深い。 民俗学の一端を覗かせて頂いた気持ちになる。
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妖怪編 前冊に比べると、論考の質、量とも著しく落ちています。変動は激しいが前回は一応は維持は出来ていた最低限のレベルに届かぬ論考も、今回は幾つか確認できます 編者は、この分野でこの程度の論考しか集められなかったのなら、別に他の巻に論を譲っても良かったのではないでしょうかね
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帯裏 中沢新一 推薦のことば 神々の零落したものが怪異ではなく、怪異の中から神々は生まれるのだ。神々が不在となった時代にも、怪異はたくましく生きている。すべての再生の可能性がそこに隠されている。 Ⅰ総論 江間務、今野圓輔、井之口章次Ⅱ妖怪の歴史 澁澤龍彦、中沢新一、野口武彦、橋爪...
帯裏 中沢新一 推薦のことば 神々の零落したものが怪異ではなく、怪異の中から神々は生まれるのだ。神々が不在となった時代にも、怪異はたくましく生きている。すべての再生の可能性がそこに隠されている。 Ⅰ総論 江間務、今野圓輔、井之口章次Ⅱ妖怪の歴史 澁澤龍彦、中沢新一、野口武彦、橋爪紳也、武田正、横山康子、アダム・カバット Ⅲ妖怪の民俗学 宮田登、岩堀喜美子、酒井薫美、佐々木高弘 Ⅳ妖怪と現代文化 柳田國男、小松和彦、野村純一、常光徹 Ⅴ妖怪の民俗誌 中山太郎、柳田國男、大藤時彦、山崎里雨、岡田建文、桂井和雄、金城朝永、桜田勝徳、花部英雄、三浦秀宥、大竹信雄、関口武
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