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古書店アゼリアの死体 の商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

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著者のハーレクイーン…

著者のハーレクイーンロマンスや、ゴシック小説に対する偏愛が窺えるコージーミステリーの傑作です。

文庫OFF

2022/10/10

再読だけど、自分で不安になるほど、全く何も覚えていなかった。人物設定もミステリーも結末も。 そもそも、結末は覚えていない本が多いけど、本当に初読感あり(;o;) 日本の話なのに、なかなか人物の名前と関係を覚えられず…。最初のページに登場人物の紹介があり、途中に家系図もあるのに。 ...

再読だけど、自分で不安になるほど、全く何も覚えていなかった。人物設定もミステリーも結末も。 そもそも、結末は覚えていない本が多いけど、本当に初読感あり(;o;) 日本の話なのに、なかなか人物の名前と関係を覚えられず…。最初のページに登場人物の紹介があり、途中に家系図もあるのに。 他の本も再読しようと思った…

Posted byブクログ

2018/07/26

信じられないくらい不幸が重なった末に葉崎市に辿り着いた相澤真琴はひょんなことからロマンス小説専門の古書店の店番を預かることになった。しかしその留守番も一筋縄では行かず……。真琴が発見してしまった死体の正体も何やらきな臭く……。 葉崎市コージーミステリーシリーズ。相変わらず葉崎...

信じられないくらい不幸が重なった末に葉崎市に辿り着いた相澤真琴はひょんなことからロマンス小説専門の古書店の店番を預かることになった。しかしその留守番も一筋縄では行かず……。真琴が発見してしまった死体の正体も何やらきな臭く……。 葉崎市コージーミステリーシリーズ。相変わらず葉崎市いろいろありすぎでは。順番に読んでないけど時系列あるのかな?ただ登場人物が多いのと関係性がごちゃごちゃしててちょっとわかりにくいというか混乱してしまった。ハッピーに終わるのかと思いきやラストにちょっぴりの毒が効いていてよかった。

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2013/10/26

ダークなハッピーエンド。 最後にゾワっときた! 前作は読んでたけど、登場人物を忘れていたから、彼らのその後が分からずじまいなのが悔しい。 そもそも覚えてなかったのに。 若竹さんのコメディタッチと会話のテンポの良さが良いです。

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2013/06/10

コージーの意味を辞書で見たら 居心地のいい… って書いてあった。 可もなく不可もなくだったけど、 又、読む気にはならない。多分…

Posted byブクログ

2013/03/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

コージーミステリの定義というのがよく判らないのであれだけど。 この作品に関してはコメディータッチというか、昔読んだ赤川次郎作品みたい。 話運びは軽いんだけど意外と内容はびっちり詰まってるというか 読み応えは予想以上にあって面白かった。 紅子さんが探偵役なのかと思ってたら駒持警部補だったのには驚いたが。 で、一応の謎解きが終わって事件が片付いた、と見せかけて 実は探偵役が解ききれなかった、読者しか知らない真相が最後に出てくる。 全体的にライトなストーリーのラストにこの結末を持ってくる辺りにゾッとした。 巻末のロマンス小説注釈も面白い。 『ビブリア古書堂』に続いて、ここにも『たんぽぽ娘』が出てきた (実際にはこっちの方が先なんだけど)。 こうもあちこちで取り上げられてると読みたくなってくるから不思議。 昔のコバルト文庫はけっこう洋画原作の翻訳モノとかあったんだよね。 マット・ディロンとかトム・クルーズが出てた『アウトサイダー』の原作は コバルト文庫で読んだ気がする。 氷室冴子さんとかの少女小説が流行るちょっと前。

Posted byブクログ

2018/01/06

久しぶりの若竹さんの作品だったー 悪いうさぎと同じかんじのほのぼのとした表紙だった。 不幸のどん底にいた相澤真琴は、葉崎市の海岸で「バカヤロー!」と叫ぶも、そこには男性の水死体が!身元不明の死体だったが、葉崎市の名門の家の現在行方不明中の前田秀春と判明。いろいろあり、真琴は...

久しぶりの若竹さんの作品だったー 悪いうさぎと同じかんじのほのぼのとした表紙だった。 不幸のどん底にいた相澤真琴は、葉崎市の海岸で「バカヤロー!」と叫ぶも、そこには男性の水死体が!身元不明の死体だったが、葉崎市の名門の家の現在行方不明中の前田秀春と判明。いろいろあり、真琴は古書店の店主前田紅子から、検査入院中の店番を頼まれるも次から次へと事件は起こるのだった… サクサクと読める作品だった。場面展開もいいしね。しかし、前田家は紅子以外はちょっと癖のあるあまり仲良くしたくないかんじの人たちばかりだったわ… 最後は、なんかみんな確信犯的なかんじで、秀春が最低な人間だったな。しかし、秀春がああいう死に方をしたからこそ、すべてが始まって、すべてが丸くおさまった感があった。 2012.12.23 読了 2回目のアゼリア。1度目が5年前…そりゃ、内容は忘れるわな。 もうアゼリアを中心にして、色々事件が起こりすぎなかんじもする。相澤さんなんて殺されかけてるし。だけど、なんというかドッタンバッタンなかんじが好きだなー 5年を過ぎて読み返してみたけど、なんというかやはり秀春にはイラッとしたし、もしあんなこと言われたら私でも麻衣と同じことをするかもしれない。 そして、なんやかんやでしのぶがしたたかだったな。1番怖い。邪魔な人たちが消えて良かったけど、これからどうやって生きていくのか少し心配だな。 でも、やっぱり最後はしたたかでもみんな幸せになって良かったよ。 2017.1.7 再読

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2012/08/25

〈葉崎市〉シリーズ二作目。 ロマンス小説専門の古書店っていう設定が面白い。 紅子さん格好いい。でも、淋しい人だな。 それに引き換え秀春…。自業自得っていうか、全然同情出来ない。 どちらかというと前作の方が好き。 だから、前作の人達もちょっと出てくれて嬉しい。 典子と中里は上手...

〈葉崎市〉シリーズ二作目。 ロマンス小説専門の古書店っていう設定が面白い。 紅子さん格好いい。でも、淋しい人だな。 それに引き換え秀春…。自業自得っていうか、全然同情出来ない。 どちらかというと前作の方が好き。 だから、前作の人達もちょっと出てくれて嬉しい。 典子と中里は上手くいってるみたいだけど、芙由と一ツ橋はどうなったんだろう。

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2012/06/09

「ヴィラ・マグノリアの殺人」の舞台となった架空都市・葉崎市、再登場です。といっても、前回の登場人物は少ししか出てこないし、話も繋がってませんのでこの本から読んでもまったく大丈夫です。 「バカヤロー」海に向かって大声で叫ぶ。そんなささやかな夢を実現したかっただけなのに…。 勤め...

「ヴィラ・マグノリアの殺人」の舞台となった架空都市・葉崎市、再登場です。といっても、前回の登場人物は少ししか出てこないし、話も繋がってませんのでこの本から読んでもまったく大丈夫です。 「バカヤロー」海に向かって大声で叫ぶ。そんなささやかな夢を実現したかっただけなのに…。 勤めていた編集プロダクションはやめさせられ、ホテルからは焼きだされ、新興宗教の執拗な勧誘にあって逃げ出す途中で足を捻挫、と不幸続きな女・相澤真琴は海辺で溺死体を発見してしまった。 しかもその死体は、12年前に行方不明になった地元の名士・前田家の御曹司、前田秀春らしい。複雑な内部事情やお家騒動もあって身元の確定も捜査も遅れ、真琴は葉崎市に足止めをくらってしまうことに。 そんな中、ふらりと立ち寄ったロマンス小説専門の古本屋「アゼリア」で、真琴は店主に気に入られ、その場で検査入院中の店番の住み込みアルバイトを任されてしまった。 そして住み込み初日から店には泥棒が、そして数日後には、前田家の女傑・前田満知子の撲殺死体が…!! あいかわらずの若竹コージー。読みやすくてライトなんだけど奥に苦味が詰まっております。でも今回のはあまり後をひかない苦味だったような…?アゼリア店主・紅子のロマンス小説薀蓄の雰囲気に飲まれたせいかもしれません。マニアの会話ってジャンル問わずに妙な迫力がありますからねー。なんだか馴染む雰囲気です(笑) 伏線が結構いろんなところに散らばってますので、謎解き好きな方ももちろん楽しめると思います(重苦しい本格がお好きなら…ダメでしょうが)。けれども推理トリックよりも、噂話的な人間関係のつながりがコージーの魅力かもしれません。 なにより巻頭にて、作者本人がこう書いてらっしゃいますからね。 『さて、コージー・ミステリの場合、真相を知らされた関係者の反応は、おおむねこうである。 「なにそれ、ひっどーい!」 だから私はコージー・ミステリが好きなのだ。    』 昼メロチックな若竹コージー、お楽しみください。

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2012/02/16

前作「ヴィラマグノリアの殺人」からの葉崎市を舞台にしたコージー・ミステリ第二作。 といっても前作とのつながりはそんなにあるわけではないのでこちらから読んでも大丈夫なつくり。 真相がわかって「うわーそうだったのかー!!」みたいなものではありませんが、なんとなく笑えて楽しいミステリ...

前作「ヴィラマグノリアの殺人」からの葉崎市を舞台にしたコージー・ミステリ第二作。 といっても前作とのつながりはそんなにあるわけではないのでこちらから読んでも大丈夫なつくり。 真相がわかって「うわーそうだったのかー!!」みたいなものではありませんが、なんとなく笑えて楽しいミステリ。いいですねこういうの。前作はちょっと読みづらい感じもあったんですが、二作目ということで文章もこなれてかなり読みやすくもなっている印象。

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