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ガラスの麒麟 の商品レビュー

3.7

119件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    44

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    4

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2009/10/04

ちょっと古くはなりますが、ミステリ小説大好きな私の大好きな本です。 一章ごとに主人公が変わりますが、最後の章では全部つながります。 この物語に登場する鍵を握る人物・・・いわば主人公ですが、私はその保健室の先生が大好きです。あたしの学校にもこんな先生がいたらなぁ〜なんて(笑)こ...

ちょっと古くはなりますが、ミステリ小説大好きな私の大好きな本です。 一章ごとに主人公が変わりますが、最後の章では全部つながります。 この物語に登場する鍵を握る人物・・・いわば主人公ですが、私はその保健室の先生が大好きです。あたしの学校にもこんな先生がいたらなぁ〜なんて(笑)この先生ならどんなことでも話せる気がしてきます。いろいろと考えさせられる本なのでぜひ手にとってみてください。

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2009/10/04

加納作品としては珍しく、殺人ありです。ちょっぴり重たいですが、それでもやっぱりどこか透き通った気持ちで読めるミステリーです。

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2009/10/04

加納朋子の作品ではめずらしく殺人を取り扱った作品。いろいろな人物の目線で描かれ、最後見事につながっていく。

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2009/10/04

あれ〜加納さんの作品全部星付けまくりです。甘いかも?でも好きなんですよ〜〜〜。この本で加納さんの存在を知りました。しかしほとんど記憶に残ってない。でも面白かった!って思った満足感はあったし、また読み返します。

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2009/10/04

 養護教諭、というのはとても大切な存在だと思う。  だからこそ、私は自分には無理だと投げ出してしまったのだけれど。  フツーの先生ではなく、親でもなく、仲間でもなく。  養護教諭、という存在を必要とする生徒たちは、きっと沢山居る筈なのだ。  この作品で謎を解く役割を与えられている...

 養護教諭、というのはとても大切な存在だと思う。  だからこそ、私は自分には無理だと投げ出してしまったのだけれど。  フツーの先生ではなく、親でもなく、仲間でもなく。  養護教諭、という存在を必要とする生徒たちは、きっと沢山居る筈なのだ。  この作品で謎を解く役割を与えられている養護教諭の存在感は、私から見れば理想的。  けれど、彼女自身こそが、実は深く重い謎を抱えて生きている。  他の作品に比べると、通り魔殺人事件という、恐ろしい事件が横たわっている作品だけれど。  決して読後感は暗くも重くもない。  むしろ、未来を感じさせてくれる物語。

Posted byブクログ

2009/10/04

これは借りて読んだのですが結局買ってしまった。ミステリながらも優しい話ばかりです。加納さんの描く学生は本当にいいなァ

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2009/10/04

ミステリというよりは普通の青春小説としてかなり良く出来てるとおもった。それが第一印象。若い女の子という一番多感で壊れやすい存在を縦軸にさまざまな話が語られる。それがどれも最初は心に突き刺さるようなものなんだけど最後はしっかりとハッピーエンドで締められる。うーん、なんか巧く説明でき...

ミステリというよりは普通の青春小説としてかなり良く出来てるとおもった。それが第一印象。若い女の子という一番多感で壊れやすい存在を縦軸にさまざまな話が語られる。それがどれも最初は心に突き刺さるようなものなんだけど最後はしっかりとハッピーエンドで締められる。うーん、なんか巧く説明できない。でもかなり癒された。最近こんなストレートな感動なかったからなぁ。

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2009/10/04

加納朋子の作品に殺人が出てくるとは思わなかったです。新しいチャレンジってところでしょうか…? 新しいチャレンジもありますが、加納朋子お得意の素敵連作短編集となっております。そして、「いちばん初めにあった海」を読んだ時にも思いましたが、少女達の危うい心の内を書くのが、とっても上手で...

加納朋子の作品に殺人が出てくるとは思わなかったです。新しいチャレンジってところでしょうか…? 新しいチャレンジもありますが、加納朋子お得意の素敵連作短編集となっております。そして、「いちばん初めにあった海」を読んだ時にも思いましたが、少女達の危うい心の内を書くのが、とっても上手です。作者様自信がきっととてもピュアな心の持ち主なんだなと思いました。 2003/02/18

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2011/07/18

加納朋子のガラスの麒麟を読みました。ななつのこと同じように短編が積み重なってひとつの大きな物語となる短編集でした。ある女子高校生が通り魔殺人にあってしまいます。彼女にかかわっていた人たちのいろいろな物語がそれぞれの登場人物を主人公にして紡ぎだされていきます。高校生くらいの年代の多...

加納朋子のガラスの麒麟を読みました。ななつのこと同じように短編が積み重なってひとつの大きな物語となる短編集でした。ある女子高校生が通り魔殺人にあってしまいます。彼女にかかわっていた人たちのいろいろな物語がそれぞれの登場人物を主人公にして紡ぎだされていきます。高校生くらいの年代の多感な少女たちの悩みや考え方が描かれていました。ただし、謎解きは犯人像がこじつけの感じがして不自然だったのがちょっと残念でした。

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