1,800円以上の注文で送料無料

これできみと同じ夏 の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/12/09

渡海さんと門地さんの本はこれで全部と思うと切ない…! やはり、こう…すれ違い気味な2人を描くのが上手いなぁと思います。そして高校生…後腐れなくサワヤカです。 商店街のロミジュリものです。 一馬は、ずっと哲治が好き…片思いをかれこれ十年近く続けているんですが、一馬と哲治は住んで...

渡海さんと門地さんの本はこれで全部と思うと切ない…! やはり、こう…すれ違い気味な2人を描くのが上手いなぁと思います。そして高校生…後腐れなくサワヤカです。 商店街のロミジュリものです。 一馬は、ずっと哲治が好き…片思いをかれこれ十年近く続けているんですが、一馬と哲治は住んでいる商店街での対立があって、それに則り哲治の態度はいつも素っ気ない。 一馬は、ちゃんと話がしたいと哲治を追い掛け回しては、うるせえ、関係ないと返されるんですね…まあめげずに続ける辺りが…ストーカー…(笑)両思いならストーカーは純愛なんだそうです^^^ でも哲治の方でも過去にみっともない場面を見られたり、ただ愛想よく振る舞っていたり、一馬のことを分からなくて邪険にするけれど、突き放せない…結局、両思いなんだけどなかなか落ち着くまで至らなくて、焦れったくもありました。 一馬が…思ってきたものは大きくて、それを抱えるには哲治にはまだ器が足りないのでしょう。でも哲治は尻に敷かれる…くらいがいいと思いますが(笑) 一馬が人工呼吸の人形に八つ当たり、さらに人工呼吸を装った哲治の夜のプールサイドでのキスに、かなり嫉妬深い2人のあれこれ…萌え場面がたくさんありましたー! 2人の共通の友達は気の毒だけど勘良さそうだから気付いていたと思う(笑) 巻末マンガの、カバンを持ちながらペンを借りる策略家の一馬…には笑いました。

Posted byブクログ