大学生がカウンセリングを求めるとき の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
京都大学の教育学の先生方が中心に書いた大学生活の実際のカウンセリングの臨床例を豊富に書いたものです。若者たちが何に悩み、相談に来ているのか、自分自身の大学時代を重ね合わせ肯けるところが多かったです。第1部では現在のキャンパス事情、ユースカルチャー、青春期のアイデンティティの問いについて、第2部では大学への満足感、愛と性、課外活動、女のグループ、不登校、心の病、卒業について深く書いています。「中間状況」において最も対人恐怖が強いということは、面白い考えだと思いましたが、間違いなくその通りだと思います。
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