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夜明け前に会いたい の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

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2017/01/29

舞台は金沢、友禅や芸妓などいい素材なのに、どこか物足りなさを感じました。 登場人物がどれも軽い感じで書かれていたように思います。 もっと、日本的なしっとりさがあって欲しかったです。 欲を言えば、ドロドロさも欲しかった…

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2015/06/22

主人公含め、登場人物の描き方が軽い感じ。やっていることは派手だけど、おいおい、そんなに簡単に解決していいのかい?とツッコミたくなること多数。 初期の頃の作品だからなのか、みんなあっさり決めすぎ……もっとドロドロしていいのよ、と言いたくなりました。 描写が浅くストーリーは早く展開す...

主人公含め、登場人物の描き方が軽い感じ。やっていることは派手だけど、おいおい、そんなに簡単に解決していいのかい?とツッコミたくなること多数。 初期の頃の作品だからなのか、みんなあっさり決めすぎ……もっとドロドロしていいのよ、と言いたくなりました。 描写が浅くストーリーは早く展開するので、さくさくは読めました。 金沢が舞台で、もう少し情緒も感じるかと思ったけど、友禅やら芸妓など出てくるものの、もっとしっとり感も欲しかった。

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2013/08/24

金沢への旅行前に⭐ 加賀友禅や街並みの描写見てると、映像化して欲しいなーと思いました。 俊一さんは綾野剛、キワコは希子ちゃん、キワコママは…とかどんどん浮かんでくる。 金沢初旅行前には読んでみるといいです⭐

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2013/07/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

めっちゃ金沢の話やったー 加賀友禅がどうのこうのって あんなん金持ちの家でしかありえん話やけど 唯川恵らしからぬ、なんか落ち着いた話やったなって思った。 なんていうか、あんまドロドロしてなかった てかなんやろ、金沢の人って、 もっとねちねちしとると思ってんけど、 この人の書く金沢の女って、みんなたくましかった。 男がみんな優柔不断で、女はみんな一生懸命人を愛してるという印象、 不倫やったりもしたけどね。 しかし希和子の身にいろいろなことが一気におこるけど、 悪いことも含めてそれを許せるっていうか、 受け入れることができる希和子が大人すぎて、 腹立つとこもあったけど一応最終的に許せた!w とりあえず、唯川さんがドロドロしてない恋愛小説も書くんだよってことがわかった作品でした。

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2013/06/09

金沢で生まれ育った希和子の仕事と恋。母子家庭で育ったが、実の父は友禅作家の有名人だった... 小説最後の『おまえら尾瀬さんに幸せにしてもらおうなんて心根でいるんじゃないだろうね』『いいかい、逆だよ、希和子が尾瀬さんを幸せにしてあげるんだ。自分の惚れた男が幸せになれば、自然と自分も...

金沢で生まれ育った希和子の仕事と恋。母子家庭で育ったが、実の父は友禅作家の有名人だった... 小説最後の『おまえら尾瀬さんに幸せにしてもらおうなんて心根でいるんじゃないだろうね』『いいかい、逆だよ、希和子が尾瀬さんを幸せにしてあげるんだ。自分の惚れた男が幸せになれば、自然と自分も幸せになる。すべては自分に返って来るんだ』というのが印象的。自分に娘がいたらこんな事を言える人間でありたいと思った。

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2013/05/10

唯川さんのイメージが変わった一冊。 こんな美しい小説も書かれていたんですね。 不倫相手、幼馴染や片思いの男女など不穏な人々もいますがほぼドロドロした描写もなく、周囲に後押しされハッピーエンドを迎えます。 お母さんの幸せにしてもらうんじゃなくて、自分が幸せにするんだと言う言葉は恋愛...

唯川さんのイメージが変わった一冊。 こんな美しい小説も書かれていたんですね。 不倫相手、幼馴染や片思いの男女など不穏な人々もいますがほぼドロドロした描写もなく、周囲に後押しされハッピーエンドを迎えます。 お母さんの幸せにしてもらうんじゃなくて、自分が幸せにするんだと言う言葉は恋愛も結婚も打算的に考えがちな今の世の中でもっと叫ばれていいと思います。 北海道の厳しい吹雪のような激しい恋愛小説ばかり読んでましたが、この本は金沢の音もなく降り積もる雪のように、静かに相手を思いやる温かい恋愛小説でした。 ただいきなり「私はこの人が好きだ」と書かれた部分は・・・。 どこら辺を好きになったのと最初に戻って読み返したよ。

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2013/04/26
  • ネタバレ

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『幸せにしてもらうのではなく、幸せにしてあげる。という気持ちで行きなさい。相手を幸せにする事で自分にかえってくる』という言葉が印象的だった。

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2013/03/02

友禅染めの着物 街の描写 独特の方言 綺麗だった。 唯川恵に特徴的なOLの話もやっぱり出てきたし。 不倫・私生児・自殺未遂 など ドロドロした設定が出てきたけどドロドロしてなかった。 全てが河の流れのよう…和風は美しい

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2013/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

解説は玉岡かおる。関西の同世代の文筆家。 「金沢という風土が意思をもって彼女に書かせた」 主題は加賀友禅。 裏と表から。 金沢の人と文化を綴っている。 著者の理想の人物像が透けて見える。

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2012/07/05

静かなロマンチックという感じでした。 オトナな小説にありがちな「男と女」というより、心から動かされるような恋愛で、短い割には心に染みました。

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