熊野まんだら街道 の商品レビュー
西行も、南方熊楠も、…
西行も、南方熊楠も、斎藤茂吉も歩いたその道を、堺から高野山を経て、熊野三社をめぐり白浜に至るまで、全百五十八話の多彩なエピソードで綴る、現代版・熊野古道完全ガイド。
文庫OFF
和歌山市出身で住民でもあった神坂次郎氏が書いた熊野街道の紀行文。泉州堺から熊野街道をたどって各地の歴史・伝承・人(熊楠や大石誠之助、はたまた地元での著名人も)など様々を158篇の短文にまとめたもの。当然一気に読むという本ではなく、少しづつ読み進めた。あまり知られていない場所も含め...
和歌山市出身で住民でもあった神坂次郎氏が書いた熊野街道の紀行文。泉州堺から熊野街道をたどって各地の歴史・伝承・人(熊楠や大石誠之助、はたまた地元での著名人も)など様々を158篇の短文にまとめたもの。当然一気に読むという本ではなく、少しづつ読み進めた。あまり知られていない場所も含めかなりの地域をカバーしている。単行本の刊行が平成6(1994)年とのことだが内容はほぼ昭和か。今この地域がどう変わっているのかあるいは変わっていないのか気になるところ。世界遺産などになる以前の熊野を知る貴重な資料ともいえる。
Posted by
熊野の長い道をまるで歩きながら、その土地の昔の逸話などを知っていく感覚を得る本。とても興味深いお話ばかりです
Posted by
130512 中央図書館 堺に始まって、紀伊半島をぐるっと廻って白浜に至るまで、158話のローカルうんちく。気楽に読めて面白い。現代の和歌山県は、たとえ観光地としても(世界遺産の那智熊野を含んでも)東京の人からみたら遥けく遠く地味に映るのであろうが、なんせ歴史が古いものだから、...
130512 中央図書館 堺に始まって、紀伊半島をぐるっと廻って白浜に至るまで、158話のローカルうんちく。気楽に読めて面白い。現代の和歌山県は、たとえ観光地としても(世界遺産の那智熊野を含んでも)東京の人からみたら遥けく遠く地味に映るのであろうが、なんせ歴史が古いものだから、どこにいってもコッテリと逸話が山盛りで飽きない。
Posted by
- 1