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たけまる文庫 謎の巻 の商品レビュー

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13件のお客様レビュー

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我孫子氏のシリーズキ…

我孫子氏のシリーズキャラクターも活躍するミステリ短編集。我孫子氏のファン向けかなと感じた。

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小説たけまる増刊号か…

小説たけまる増刊号からミステリィばかりを集めた短編集。速水兄妹シリーズの「裏庭の死体」や、あの刑事の活躍を描いた「バベルの塔の犯罪」などファンなら思わずニヤリの一冊。

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「中だるみ」という言…

「中だるみ」という言葉はよく聞くが、終盤がたるむ小説は初めて見た。名づけるなら「終だるみ」。氏ってこんなに着地が下手だったっけ・・・?

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2024/05/01

本格ミステリ全盛期に書かれた我孫子武丸さんの独立短編集。バラエティに富んだ内容というより、本格ミステリの古典的トリックをバラエティよく活用している点が素晴らしい。単純なトリックが多いのだが、魅せ方と書き方で随分印象が変わってくる。良かったのは「EVERYBODY KILLS SO...

本格ミステリ全盛期に書かれた我孫子武丸さんの独立短編集。バラエティに富んだ内容というより、本格ミステリの古典的トリックをバラエティよく活用している点が素晴らしい。単純なトリックが多いのだが、魅せ方と書き方で随分印象が変わってくる。良かったのは「EVERYBODY KILLS SOMEBODY」と「車中の出来事」前者は後半の物語の飛躍が皮肉で面白く、後者は「世にも」で映像化された傑作だが、これ1本で舞台が出来るかのような作品で良い。会話劇ながら反転、反転、また反転みたいな展開にしびれ、ラストにまたしびれる。

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2023/11/01

良質な8話短編集。ミステリやSFなどがテンポよく展開していく。シニカルな味付けに我孫子さんらしいユーモアとグロが散りばめられた作品。

Posted byブクログ

2021/09/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々に我孫子作品を手にしてみました。 初版は2000年^^; タイトル通り「謎」にまつわる8編の短編集です。 私のように一気読みでも楽しめますし、移動時間などを利用して1話ずつ楽しむのもありだと思います。 我孫子作品といえば今のところ「殺戮にいたる病」が有名で、私自身も久々に読者にハマるきっかけとなった作品。 読み終えた瞬間から再読したのは後にも先にもあの一冊のみです。 そんな作品へのプロットとも言えるのはデビュー作「8の殺人」から続く速水三兄妹シリーズですが、本作では巻頭の「裏庭の死体」で久々に速水三兄妹が登場します。 この時点で我孫子ファンにはたまりません(^o^) 連作ではなく、それぞれがテイストも違う8つの物語。 そこにはきっちり仕込まれてますよ「どんでん返し」。 もちろん短編なので物足りなさがあるのは理解したうえで読み始めましたが、いやいや、物足りなさを十分に補ってくれた満足感ある一冊でした。 説明 内容紹介 話題の個人文庫、堂々の完結巻はミステリ短編を集めた「謎の巻」。ファンおなじみの速水三兄妹の活躍や、自分自身の行動調査を探偵に依頼した男など傑作8編。……謎だらけです。(解説・末國善己) 【目次】 裏庭の死体 バベルの塔の犯罪 花嫁は涙を流さない EVERYBODY KILLS SOMEBODY 夜のヒッチハイカー 青い鳥を探せ 小さな悪魔 車中の出来事 内容(「BOOK」データベースより) 業界初(のはず)の話題(のはず)の個人文庫、第二回配本分にして堂々の完結巻はミステリ短編を集めた「謎の巻」です。ファンおなじみの速水三兄妹のあいかわらずの推理が冴える「裏庭の死体」。2017年の東京湾を舞台に、ある有名な刑事の決死の活躍を描く「バベルの塔の犯罪」。自分自身の行動調査を探偵に依頼する不思議な中年男「青い鳥を探せ」など傑作八編。

Posted byブクログ

2016/05/07

短編集とはいえ、同じような話がなくて、 SFチックなものから ホラーじみているものまで 色々ありまして 全く飽きずにサクっと読んでしまいました。 今のところ我孫子作品を読んで外したことはないですねぇ~ 気負わないで楽しめます(p^_^q)

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2011/11/03

久しぶりに我孫子さん。 どれもぴりりと聞いた謎が気持ちいい短編集。 『花嫁は涙を流さない』は頭に映像が浮かびやすいお話。なんかあるとは思ったけど、そうきたか、ってかんじですね。 『小さな悪魔』は最後がブラック。 つい前を読み返しちゃいます。 でも『車中でのできごと』は最...

久しぶりに我孫子さん。 どれもぴりりと聞いた謎が気持ちいい短編集。 『花嫁は涙を流さない』は頭に映像が浮かびやすいお話。なんかあるとは思ったけど、そうきたか、ってかんじですね。 『小さな悪魔』は最後がブラック。 つい前を読み返しちゃいます。 でも『車中でのできごと』は最後がいまいちわからんかったなあ。 途中はどんでんしまくりでおもしろかったのに。 でもこれだけテイストの違う作品が入ってるのはお得ですね。 おもしろかったです。

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2011/02/24

世にも奇妙な物語で使えそうな短編が多かった。 「バベルの塔の犯罪」で近未来として2017年の描写があったけど、あと6年じゃそこまでいけそうにないなあ。

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2010/06/20

「裏庭の死体」「バベルの塔の犯罪」「花嫁は涙を流さない」 「EVERYBODY KILLS SOMEBODY」「夜のヒッチハイカー」 「青い鳥を探せ」「小さな悪魔」「車中の出来事」 バベルの塔の犯罪を良く覚えている。 ラストに思わずニヤリな仕掛けが。 速水3部作を先に読むべし。

Posted byブクログ