1,800円以上の注文で送料無料

欧州海戦記 の商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2021/01/25

ドッカーバンク海戦、ジェットランド海戦、エムデンやケーニヒスベルクの活躍。トンブリやイルマリネンと言ったマイナーな艦も紹介。イタリアの豆潜水艇や特攻艇の話とか面白かった

Posted byブクログ

2017/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2000年(底本1988年)刊行。主に欧州各国の艦船22隻に関し、その来歴及び主たる参加海戦を解説し、第一次、第二次世界大戦の欧州戦役の模様を海軍の視点から描述。概括的には通商破壊戦の範疇だろうが、地理的に近接国間の戦争、地中海・北大西洋・バルト海という極狭海域での戦闘が多く、太平洋戦争時の日米海戦とは相当趣を異にする。艦艇戦史中心で、止むを得ないが、各々の時期における建艦思想と戦略思想の関連、その変遷と各国間の違いがもう少し鮮明ならさらに興味深い書になったかもしれないが、過大要求かな…。 ①商船偽装の多さ、②第二次大戦時の仏降伏に伴う英仏海戦(港湾内戦闘)、③同仏降伏に伴うタイによる仏東洋艦隊への攻撃とタイ惨敗の帰結、④③に先立つ日本のタイへの戦闘艦艇建造の受注・売却、⑤第一次大戦における独の通商破壊戦はインド洋にも及んでいた点、⑥海軍小国(第一次大戦のトルコ、第二次大戦のフィンランド)の大国(前者英、後者ソ)への果敢な攻撃などがトリビア。著者は高等学校教諭。

Posted byブクログ