栄光一途 の商品レビュー
柔道を知っていたら、もっと面白いと感じたんじゃないかと思う作品でした。 お篠と深紅の掛け合い、そして何より深紅の超人的なキャラが面白かったです。深紅は、たぶん主役じゃないからこそ、面白いんだろうなあ。
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今は当たり前になっているドーピングによる不正行為。 柔道界に送られた怪文書から始まり主人公であるコーチやオリンピック候補者の葛藤なども描かれているのだがやはり柔道が軸になっているため大半は柔道の内容であり結末が報われない…
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雫井氏のデビュー作。鬼平マニアの深紅のキャラに引き込まれた。詳細は→http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou4803.html
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
女子柔道の世界選手権で金メダルを取り、現在コーチをしている主人公。ドーピングの怪文書をめぐり、2人のオリンピック候補のドーピング疑惑を調査を柔道協会から依頼される。両選手を調査していく中で、新たな疑惑が・・・・。 みたいな内容。最後の半分はいろいろ目まぐるしい。話が二転三転していくのは、面白いというより、話についていくのが大変。 雫井修介さんのデビュー作で、何とか賞受賞作。雫井さんらしい文面だけど確かにちょっと、余裕がなさそうな感じが若さがあって楽しい。
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「人っていうのはね、一方で良いことをしながら、その一方で悪さをするものなのよ」 「深紅…それ…」「ん?」「鬼平の言葉でしょ」「バレた?」馬鹿。 著者 雫井さんの第四回新潮ミステリー俱楽部賞受賞作 前に読んだ『白銀を踏み荒らせ』の登場人物は、こちらの作品から出ていた。 それだけ...
「人っていうのはね、一方で良いことをしながら、その一方で悪さをするものなのよ」 「深紅…それ…」「ん?」「鬼平の言葉でしょ」「バレた?」馬鹿。 著者 雫井さんの第四回新潮ミステリー俱楽部賞受賞作 前に読んだ『白銀を踏み荒らせ』の登場人物は、こちらの作品から出ていた。 それだけこの登場人物たちは、雫井さんにとって大切であり、時間と舞台をかえて活躍できるほど魅力的ということ。 柔道のシーンは、詳しくわからない私でも、ドキドキして読んでしまうほど、熱を帯びた風を感じた。
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新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作です。柔道の場面は、描写が丁寧で、迫力があります。いつものごとく。最後、シンジって…そうだったのかと驚いたけど、そこにもっていくには、ちょっと無理があるのでは?と思った。 [2014.02]
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犯行理由がとても自己中心的で腹が立ちました。 柔道に関する予備知識がなくて、読みづらく感じた部分はあったけれど面白かった。 読後はお腹一杯のような気分になっているのは何故?
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最初は柔道の描写とかがイメージできず読み進めるのが難しかったけど、読んでしまえば結構おもしろかった。
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日本柔道界とドーピングをテーマにした、柔道界幹部・コーチ・選手の様々な人生や葛藤を描いた作品。一貫して、柔道はスポーツなのか道なのかというのが根本的なテーマだったかも知れない。 オリンピック代表を射止めた女子代表の志織が最後にスポットライトを浴びるが、個人的には男子代表の吉住の人...
日本柔道界とドーピングをテーマにした、柔道界幹部・コーチ・選手の様々な人生や葛藤を描いた作品。一貫して、柔道はスポーツなのか道なのかというのが根本的なテーマだったかも知れない。 オリンピック代表を射止めた女子代表の志織が最後にスポットライトを浴びるが、個人的には男子代表の吉住の人生をもっと深く描いて欲しかった。最後にひねり過ぎてなんか軽い感じで終ってしまった。 助演の剣士佐々木深紅の鬼平然としたキャラは最高にカッコ良く、それは大満足。
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