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儲け切る店づくり!! の商品レビュー

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2011/11/13

日本有数の小規模飲食店へのコンサルタントである榊芳生氏。 単なる儲け方の教本ではなく、「何の為に儲けるのか?自分にとってのシアワセは何かのか?」ということを問いかけてくれる一冊です 2000年1月1日に発売された本著。 拡大することが正解でもなく、成長する事だけが正解でなく ...

日本有数の小規模飲食店へのコンサルタントである榊芳生氏。 単なる儲け方の教本ではなく、「何の為に儲けるのか?自分にとってのシアワセは何かのか?」ということを問いかけてくれる一冊です 2000年1月1日に発売された本著。 拡大することが正解でもなく、成長する事だけが正解でなく 常に、飲食店で働く全てのヒトのシアワセを考え指導をしてきた榊芳生氏の一冊です。 タイトルは、「儲け切る店作り!」と当時のITバブル時に流行っていたような キャッチではありますが、内容は、全然ぶれておらず、本著を読む事で 改めて外食産業で働く事の意義を再確認でき、何だか元気をもらえる一冊になっています。 印象的だったのは、 「業種」=その店が売る商品、料理によって区分する考え方 ①日本食、②東洋食(中華料理、焼肉店、タイ、ベトナム、インド料理)、③西洋食(フレンチ、イタリアン等)、④喫茶、⑤酒蔵 「業態」=お客様の利用目的によって区分する考え方 ①ファストフード、②ファミリーレストラン、③ファミリーダイニング、④ディナーハウス この5×4のマトリックスで当時の外食産業の流行のお店を整理して説明してあり大変わかりやすいです。 その中で今後の時流として、専門店が強いと述べていますが、 確かに2000年以降の外食産業では、榊氏の言うところの専門店業態が一斉を風靡しています。 時流を読むということは極めて大切な事であると、改めて感じました。 全ては繁盛店を作る為に、という視点で、外食産業のノウハウや著者の考察が整理されています。 10年経っても色あせない名著です

Posted byブクログ