1,800円以上の注文で送料無料

文庫版 狂骨の夢 の商品レビュー

3.9

382件のお客様レビュー

  1. 5つ

    87

  2. 4つ

    151

  3. 3つ

    100

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2009/10/04

京極堂シリーズ第3弾。 この作品の印象は「静」な感じ。一番好きなのは海の中の表現<言葉の反復>は心に入ってきました。

Posted byブクログ

2009/10/04

同じ男をを四度殺した女。極度の強迫観念とフロイトに脅える元精神科医。神を信じぬ牧師。そして彼らの見る骨にまつわる夢――。 3人の夢と現実がやがて一つに収集していく時、ついに京極堂が動き出す! 京極シリーズ第三弾! 京極シリーズの中で最も苦手な巻でした。しかし、やっぱり最後の最後で...

同じ男をを四度殺した女。極度の強迫観念とフロイトに脅える元精神科医。神を信じぬ牧師。そして彼らの見る骨にまつわる夢――。 3人の夢と現実がやがて一つに収集していく時、ついに京極堂が動き出す! 京極シリーズ第三弾! 京極シリーズの中で最も苦手な巻でした。しかし、やっぱり最後の最後で驚かされるんですよねえ。見事だ。

Posted byブクログ

2009/10/04

この作家は別格!!優れた人間心理描写・抜群の論理展開でかかれた推理小説。ただしページ数・文字数ともに激しく多いので時間に余裕があるときに是非☆全作繋がりがありその第3作。

Posted byブクログ

2009/10/04

本をぐにゃっと曲げて読むクセがあり、文庫がでていれば必ず文庫を買うのですが、講談社のこのシリーズは、表紙が良いのです。

Posted byブクログ

2009/10/04

『夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。』 浮世に造られたパラレルワールド。彼の世と浮世のパラレルワールド。彼の人の中に存在するパラレルワールド。交差してはならないはずのパラレルワー...

『夫を四度殺した女、朱美。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実の縺れに悩む三人の前に怪事件が続発する。』 浮世に造られたパラレルワールド。彼の世と浮世のパラレルワールド。彼の人の中に存在するパラレルワールド。交差してはならないはずのパラレルワールドが偶然と執念と優しさによって複雑に絡まり幾つもの事件が起こる。その絡まりが京極堂によってほぐされ、1つの現実に紡ぎ直される様は圧巻。

Posted byブクログ

2009/10/04

長かったけど、読んだかいがあったと十二分に思わせてくれる作品でした。騙された度がかなり高かったです(いつも騙されてますが)。冒頭部(と言っても、なんと300pくらいまで)にタイトルの通り骨の夢がたくさん出てきて、すごく怪しい雰囲気で話が進みます。その辺りが、なかなか進まず、とって...

長かったけど、読んだかいがあったと十二分に思わせてくれる作品でした。騙された度がかなり高かったです(いつも騙されてますが)。冒頭部(と言っても、なんと300pくらいまで)にタイトルの通り骨の夢がたくさん出てきて、すごく怪しい雰囲気で話が進みます。その辺りが、なかなか進まず、とっても辛かったんですが、読み終えてから最初の部分をパラパラ読むと、その部分はとても必要だったんだなと思いました。冒頭部とは対照的に、京極堂の憑き物落とし(謎解き)の部分(こっちはラスト300pくらい)は、スラスラ読めました。謎解きは、たくさんあった疑問点がいとも簡単に解決されてる様が、相変わらずすごいです。今回の見所は榎さんの日本語通じないっぷりかもしれません。彼は、どういうものの見え方をしているんだろうと、すごく気になってしまいますね(過去が見えるという点だけでなく、現在進行形の物事についても)。独自の観点を持っている人は、すごいなと思いますが、さっぱりで分からないです。これからも変人っぷり(笑)が、爆発するようなので、期待(?)します。 2003/01/09

Posted byブクログ

2009/10/04

好きです。 心理学や、真言立川流など好みなものが(同列に並べるものではない・・)朱美さんみたいな、 気風の良い女性が好きです。

Posted byブクログ

2009/10/04

『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣 』を随分前に拝読して漸く3作目を拝読したです。 どうもですな、ここに出てくる関口さんが前の職場の お兄さんを思い出させます。立川流って邪宗じゃなかったのねぇぇぇ!!

Posted byブクログ

2009/10/04

好き嫌いが分かれる様ですが、私はとても好きです。 前2作(『姑獲鳥』『魍魎』)に比べ、幾分不透明な世界、寂静に進行する描写が、 著者の新たな試みも感じられ、好印象でした。 ミステリーと云うよりは、美しい小説を読み終えた感じ。 そして矢張りうっとりするのです。

Posted byブクログ

2009/10/04

題材の善し悪しは兎も角、この手の手法(ネタバレなので割愛)は島田荘司には劣る。 雰囲気は好きだが、他の京極作品に比べると今ひとつ。

Posted byブクログ