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殺人喜劇のモダン・シティ の商品レビュー

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テンポよく進む展開が…

テンポよく進む展開がストレスを感じさせずに好印象。大阪が舞台になっています。

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ミステリとしても面白…

ミステリとしても面白いですが、昭和初期のモダン・クラシックな文化風俗描写が面白い。

文庫OFF

昭和初期の大阪を舞台…

昭和初期の大阪を舞台としたミステリ。昭和の雰囲気が独特で魅力的。

文庫OFF

2019/06/14

お初の作家さん。お名前は以前から知ってましたが読んだことはありませんでした。昭和初期の、モダンな大阪を舞台にした推理モノなんですが…個人的にはすごく長く感じました。好きな時代だし、好きな推理モノなんだけどなぁ…最後はなんとなく悲しい終わり方で余計に、ここまで読んできて…ってガック...

お初の作家さん。お名前は以前から知ってましたが読んだことはありませんでした。昭和初期の、モダンな大阪を舞台にした推理モノなんですが…個人的にはすごく長く感じました。好きな時代だし、好きな推理モノなんだけどなぁ…最後はなんとなく悲しい終わり方で余計に、ここまで読んできて…ってガックリ。色々な伏線があって面白いとは思うので、わたしの気分が乗らなかっただけだと思います。それにしてもちょいちょい実名出てくるんですが、淀川長治さんてf^_^;えっ⁈って思いました。

Posted byブクログ

2011/07/21

新聞記者の宇留木くんと推理小説好きの女学生鶴子さんが事件に巻き込まれる(というか自ら渦中に入っていく)探偵譚シリーズの第1作。時代は昭和9年。舞台は大阪。このシリーズの特徴はその時代の映画演劇文藝に関する事物が大量に登場すること。興味は連続殺人事件の犯人探しより、エンタテイメント...

新聞記者の宇留木くんと推理小説好きの女学生鶴子さんが事件に巻き込まれる(というか自ら渦中に入っていく)探偵譚シリーズの第1作。時代は昭和9年。舞台は大阪。このシリーズの特徴はその時代の映画演劇文藝に関する事物が大量に登場すること。興味は連続殺人事件の犯人探しより、エンタテイメントの歴史にいってしまいます。ページをめくるごとに、ふ〜ん。へ〜。そうだったの。と、知らなかった昭和初期のエンタメの世界が拡がります。しかしホントに良く調べられていますね。肝心の推理部分ですが、密室、時刻表、衆人環視の中で‥など多岐に富みます。そして最後には大きなどんでん返しが‥。推理小説はあまり得意ではありませんがそれなりに楽しめるのではないでしょうか。でも、この小説のキモはなんと言っても昭和初期の風物でしょう。“モダン”イイ響きだ。続編は連作短編の「少女探偵は帝都を駆ける」です。え!?帝都??

Posted byブクログ